屋内禁煙になって2年… 「孤独になった」「マナー悪い」喫煙者から”悲鳴”
会社、飲食店、コンビニ…。あらゆる場所で禁煙になったことで喫煙者は苦労していて…。
2020年4月から飲食店や事業所など様々な施設で原則屋内禁煙になった。最近は屋外でも「禁煙」の文言が掲げられた場所が多い。
タバコが吸える場所が激減する中、喫煙者からは「悲鳴」があがっていて…。
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■20年から原則「屋内禁煙」
「禁煙社会」になったのは、18年7月に健康増進法が可決・成立したことに端を発する。望まない受動喫煙の防止を図るため、多くの人が利用する施設で一定の場所を除き喫煙を禁止することになったのだ。
同法は20年4月から全面施行され、飲食店や事務所、コンビニなど様々な施設で原則屋内禁煙に。「屋内禁煙」になって2年経ったが、50代の喫煙者男性はため息をつく。
「私の会社では、社内に喫煙スペースが設けられていましたが、今は撤去されてしまいました。タバコを吸うには一度外に出て、プレハブ小屋のような小さな喫煙所に行かなければなりません。コロナ禍で三密防止のため人数制限があるので、外には行列ができています。一本吸うのに以前の倍以上時間がかかりますよ…」(50代喫煙者男性)。
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■「吸う度に孤独感」
仕事の合間の一服にも一苦労だが、こんな場面でも「やりにくさ」を感じるという。
「以前は、居酒屋でお酒を飲みながらタバコを吸っていましたが、今は会が終わった後か、一度外に出て吸わなければなりません。また、最近はタバコを吸わない人が多く、私の周りではやめる人も増えているので、昔のように喫煙所で同僚と一服しながら雑談するというのもできなくなりました。最近はタバコを吸う度に孤独感を味わいますよ(笑)」(前出・50代喫煙者男性)。