「飼い主の帰りを待つ猫」がドラマチックと話題　その後の様子も感動的で…

■息子さんとの深い絆

9月2日に投稿されたこのツイートは、5日現在、約1.8万リツイート、約13.8万いいねと注目されている。

投稿者のチヨさんに猫と家族の関係について話を伺った。ヌンヌンちゃんが、チヨさん宅に拾われたのは12年前のことで、「飼い始めてから9年間、ヌンヌンは息子の部屋で暮らしていました。その後息子は大学進学のため下宿生活で家を出てしまい…」と、長い間、息子さんが愛し続けてきたことを語るチヨさん。

「その9年間は夜も一緒に寝て、学校から帰ったらいつも一緒でした」と2人の絆の深さに触れる。今夏、一時的に帰省した息子さん。するとヌンヌンちゃんは大好きな息子さんの部屋に入り浸り、傍を離れなかったという。

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■“忠猫”ヌンヌン

投稿が次々拡散されたのを見て、「やはりヌンヌンの健気さは全世界の人の感動を呼ぶな…」と世界共通の動物愛を再認識したというチヨさん。

投稿の夜もまだ息子さんの部屋で待っていたヌンヌンちゃんだったが、落ち込むこともなく元気に毎日を過ごしているようだ。いまも時々、息子さんの部屋にいる様子を見かけるとのことで、忠犬ハチ公ならぬ「忠猫ヌンヌン」として、部屋の主の帰りを辛抱強く待ち続けているとも。もう映画化してあげたいな！

ちなみに、投稿者のチヨさんはテレビドラマ化もされたコミック『IS〜男でも女でもない性〜』を代表作にもつ漫画家さん。「読んでいただくとその印税がヌンヌンのキャットフード代になりますので…」と記者にさりげなくアピールしてくれた。

ヌンヌンちゃんの半生を描いた漫画も描いているので、気になる方はチヨさんのツイッターをチェックしてみるといい。

稲刈りが終わり息子が大学の下宿先に戻り…
待ってても、もう帰って来ないよ…
と伝えたいです pic.twitter.com/EUp3hSt1Iw

— 六花チヨ (@ROkUHANA00) August 31, 2022

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（取材・文／Sirabee 編集部・黒森ぬぬ）