問題になっている今こそ… 約8割が「宗教」と「カルト」に対して望むこと
問題になっているからこそ、話し合いが必要なのかも…。
旧統一教会の問題をきっかけに、改めて宗教団体への対応が議論されている。一部には、法律によって一般的な宗教と反社会的なカルトを分けるべきだとの意見も…。
■約8割、「宗教とカルトの線引きを」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,574名を対象に「宗教について」の意識調査を実施したところ、全体で86.0%の人が「『いわゆる宗教』と『反社会的なカルト』は法的にも線引きするべきだと思う」と回答した。
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■フランスの「反セクト法」
フランスには「反セクト法」という、カルトに対して厳しく取り締まる法律がある。この法律ができた経緯も、統一教会信者によるトラブルの多発だと言われており、日本も現在同じような状況に置かれているといえるだろう。
一方憲法では、「信教の自由」が規定されていることもあり、これまでカルトに対して、厳しい規制をかけなかったのかもしれない。しかし今回の調査結果から、多数の人がカルトへの取り締まり強化を望んでいることがわかる。