「逆カプ」「置換反応は…」 スクエニ新作『結合男子』に理系オタク大歓喜
SNSでも話題になっている、スクエニ新作『結合男子』。設定が凝っているため、化学知識があれば、より面白くなるかも…!?
■名前やデザインに特徴が
実際、キャラクターの設定にも元素の特徴が多く使われている。
例えば、誕生日は基本的に原子番号と原子量の組み合わせから設定されている模様(例:酸素の志献官・安酸栄都の誕生日は8月16日。酸素の原子番号8&原子量16.00)。塩素のみ該当しないが、8月9日→原子番号17から来ているのかも。
そのほかにも、名字に元素に関連する言葉が入っていたり、ベリリウムに“二面性”があったり(ベリリウムには同素体は2つある)、窒素の志献官のデザインは氷がモチーフだったり(液体窒素は冷却材として用いられている)、広報がモルモット? のモル(mol、物質量の単位)だったりと、随所に化学知識が散りばめられているのだ。ああ、たまらない。
個人的に気になるのは、最初の4人にベリリウムが入っていること。酸素、水素、炭素はわかるのだが…この流れなら塩素あたりか、金属を入れたいなら有名どころの鉄じゃないのか。渋いな。
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■どう結合されるのか…
ゲームのキャッチコピーは「ふたりの絆で結合(つむ)ぐ、再生のケミストリー」。塩酸(HCl)やアンモニア(NH3)など、結合しちゃダメそうな組み合わせも多数いるが…そのあたりの選択も、ストーリーに影響があるのだろうか。
「学生時代に発売されていたら…」の声も多い『結合男子』。このゲームが発売されたら、一気に理系&化学好きが増えるかも。
『結合男子』は、2023年にNintendo Switch、iOS、Androidで発売予定。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)