アイスを食べる際の”注意点” 医師が指摘する見落としがちな「4文字」
つい何個も食べてしまいがちなアイス。1日何本食べるのが適切なのだろうか…。
■「食べても1本」
新見さんは冷たい食品ならではの問題点があると指摘する。「のどを過ぎると痛覚や冷覚、温覚がないので、多量に摂取可能です。ただ、消化管に負担がかかってしまうと下痢をします」(新見さん)。
なるほど、何個も食べていると想像以上に身体へ負担がかかってしまう可能性があるということだ。そしてもう一つ、カロリーの問題がある。
「カロリーは商品に記載があると思いますが、アイス1本で数100キロカロリーと言うこともあります。その点も考えると、2本だと食べ過ぎなので食べても1本がいいと思います」(前出・新見さん)。
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■意外と高いアイスのカロリー
言葉だけだとピンと来ない人もいると思うので、実際にアイスの裏側を見てみよう。
記者が大好きな「ハーゲンダッツ バニラ&クランチショコラ」は292キロカロリー。ふむふむ。
そして「ショコラトリュフ」は270キロカロリーだ。コンビニのツナマヨおにぎりが1個大体250キロカロリーなので、アイス1個食べるだけでおにぎり以上のカロリーを摂取しているということだ。
自分へのご褒美と言い聞かせるあまり「カロリー」という4文字を忘れてしまう人も多いのではないか。もちろん、カロリーを抑えた商品もあるが、1日に何個もアイスを食べるのは控えたほうが良さそうだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人 取材協力/オックスフォード大学医学部博士 新見正則医院院長 新見正則さん)