みんなで仲良く… 約半数が人間関係で「持たないでおこう」と思っている感情
みんなと仲良くできれば一番いいが、そうもいかないのが人間関係の難しいところで…。
■嫌いな気持ちが薄れてきて
編集部が話を聞いた20代女性は、「会社の上司のことが苦手すぎて、家でも考えるようになっていたんです。ただプライベートな時間まで、嫌な人のことを考えるのは時間がもったいないとも思えてきて…。それなら、もっと他のことを考えたほうがいいと反省しました」と話す。
考え方を帰るようにしたそうで、「上司のことを嫌いになりすぎて、些細な行動でさえイライラするようになっていたんですね。難しいことですが、今はできるだけ気にしないようにしていて…。そうすると、嫌いな気持ちも少し弱まった気がします」と語っていた。
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■少しでも合わないと思うと…
嫌いな感情を持つのも仕方ないと考えている30代男性は、「害がない人に対して、嫌いにはなりません。ただ向こうから意味もなく敵対的を見せてくるような人とは、どうがんばっても仲良くなれる気はしなくて…。こちらも嫌いになって、距離を置くのが普通だと思うんです」と考えを述べた。
さらに自分は人を嫌いにやりやすいタイプだと思っているようで、「少しでも合わないと思うと、距離を置いてしまいますからね。受け入れる器があるかどうかは、持って生まれたものも大きく影響する気がします」とも話していた。
嫌いな気持ちを悪いものだと思うか、仕方ないものだと捉えるかで、考え方も変わってくるのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,574名