連覇を目指すオリックス 過去3年のドラフトに里崎氏は「球界を代表するというとね」
熾烈な優勝争いを繰り広げるオリックス。里崎氏が過去3年のドラフトについて語った…。
■6位の阿部投手が大ブレイク
2020年は高卒選手をメインに指名し、育成に振り切ったドラフトとなった。1位指名の山下舜平大投手(福岡大大濠高)は2軍で7登板、1勝2敗、防御率3.51と経験を積んでいる段階。来季の飛躍が期待される投手である。
6位の阿部翔太投手(日本生命)は、42登板、1勝0敗、防御率0.64と今年大ブレイク。里崎氏は、「やばいね。日本生命から入ってきて、価値あったね」と絶賛した。そして、育成3位の宇田川優希投手(仙台大)も、球威抜群のストレートを武器に18登板、1勝1敗、防御率0.89の好成績を残す。
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■1位の椋木投手の今後に期待
2021年に1位指名された椋木蓮投手(東北福祉大)は、7月20日の北海道日本ハムファイターズ戦でノーヒットノーラン間近の投球をみせるなど、ポテンシャルの高さが魅力。今季は4登板、2勝1敗、防御率1.02と来季の飛躍に期待がかかる選手。
2位の野口智哉内野手(関西大)は、ルーキーイヤーから1軍の試合に出場し、打率2割2分6厘、1本塁打、6打点とまずまずの成績を残している。
毎年のように活躍する選手を獲得するオリックス。気になる里崎氏の評価は、「Bです。球界を代表する(選手)というとね、宮城しかいないから。チームとかでは頑張れているけどね。でも、意図的に獲って良い感じにできていると思う」と説明した。2020年に指名した高卒選手の頑張りに、期待したいところだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)