「スマホ熱中症」にはまだ要注意 修理業者が警告する”NGな対処法”
人の熱中症は減りつつあるが、「スマホ熱中症」にはまだまだ警戒が必要で…。
■冷やすのはNG
人間が熱中症になった場合、首や脇の下などを保冷剤等で冷やすことが推奨される。だが、スマホの場合、冷蔵庫や保冷剤で冷やすのはNGだという。
「冷蔵庫や保冷剤で冷やすと結露が発生します。今のスマホは耐水・防水加工が施されたものが多いですが、内部に結露が発生することもありますし、耐水・防水機能がスマホの使用によって劣化してしまい、スマホ表面にできた結露の水滴が充電口やスピーカーなどから侵入する恐れがあります。それによって内部水没などの故障につながる可能性があるんです」(前出・スマホスピタル 担当者)。
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■「スマホ熱中症」の対処法
では、スマホが異常に熱くなったり、「高温で使用できない」と表示された場合はどうすればいいのか。前出のスマホスピタル担当者が続ける。
「暗所でスリープ状態や電源をオフにして触らないようにしましょう。放置する時間の統計が取れているわけではありませんが、端末が熱を持っている状態であれば最低でも15分以上、できれば20~30分置いたほうがいいでしょう。それでも熱がおさまらなかったり、心配な場合は専門機関に持っていくことをおすすめします」。
長くスマホを使うため、バッテリー劣化につながる使い方をしないよう注意したい。
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