パン屋で遭遇した商品、予想外な6文字に目を疑う… 「天才の発想」と話題に
美味しそうなパンが並んだ店頭で、衝撃的な「6文字」を発見。その斬新すぎるセンスに、称賛の声が寄せられているようで…。
■この店長、絶対良い人だろ…
今日の負傷者ワロタw pic.twitter.com/Pptq7BTZ1Z
— つちこ (@tsuchicosan) October 12, 2022
今年6月にオープンしたばかりのグシコロだが、同県清水区で11年間営業していたベーカリー「Boulangerie LOUVRE」がリニューアルの形で移転した…という経緯があり、地元では根強いファンが多い。
なお店名の「グシコロ」は店長の愛猫「チョッチュ具志コロペッペ」が由来となっており、店舗ロゴに描かれたかわいらしい猫も、愛猫の「坂東玉隠しシャシャ丸」をデザインしたものだという。
猫の名前を聞いた時点で「やはり只者ではない」と確信を深めつつ、これまた尖った名前をした「今日の負傷者」はどのように誕生したのかを尋ねてみる。
すると、同店の店長はまず「グシコロのコンセプトは『美味しいパンとお菓子と猫』となっておりまして、猫の顔や手をモチーフにした商品を多く扱っています」と前置きし、「パンや焼き菓子の製造過程で、どうしても一定数は変わった形に焼けたり、欠けたり割れたりし、これらは通常であれば廃棄してしまいます」と、商品製造の舞台裏を語ってくれたのだ。
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■店長の人柄が伝わってくるエピソード
前出の通り、グシコロでは「猫の顔」をモチーフにしたパンや焼き菓子を製造しているため、ビジュアル的にも「普通のパンやクッキーが割れている」といったものでなく「猫がケガをしているように見える」のがポイント。
そうした焼き菓子を廃棄する際に「ただでさえ痛々しいケガをしているのに、そんな猫たちを廃棄するのは心苦しい…」と、ジレンマを抱えてしまったのだ。
そこで閃いたのが、俗にいう「B級品」として販売する方法で、店長持ち前の卓越したネーミングセンスにより「今日の負傷者」が誕生したというワケである。
見た目はやや崩れているが、もちろん味は通常のものと変わらない。ケガをした外見を見て、通常の商品より愛着が湧いてしまう人も少なくなさそうだ。
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■「静岡は遠い…」という人も安心
前出のツイートを受けて店舗が大きな話題となったことに対し、笑顔で喜びのコメントを寄せてくれたグシコロ店長。
「パンも焼き菓子も、かわいいだけでなく、味の方にも自信があります!」「猫好きな方はもちろん、動物好きな方にも、パンが大好きな方にもご満足頂けるような商品を揃えておりますので、ぜひご来店くださいませ」とのメッセージがじつに印象的であった。
ちなみに一番人気なのは「DORA-ねこパン」なる商品で、クリームの異なる4種類が展開されているほか、一品ごとに「猫の表情」が異なるのも、猫好きにとっては堪らないポイント。
焼き菓子に関してはオンラインでも購入可能で、週ごとの販売時期をインスタグラムで告知しているため、アカウントをこまめにチェックしてみよう。
【店舗詳細】
「CAT & BAKES 9456」
静岡県静岡市葵区鷹匠2丁目12−19
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)