約7割が「苦手」と感じる美容室での会話 コロナで”意外な変化”が起きていた…
苦手に感じてしまう人も多い美容院での会話。現役美容師に心がけていることを聞くと…。
「洗い足りないところはございますか?」「今日はワックスつけていかれますか?」──。美容室に行くと、髪に関することから他愛ない話題まで美容師と会話する。
だが、コロナ禍で美容室での会話にも「変化」が起きていて…。
■約7割が苦手に感じる「会話」
美容室に行くと、カットやカラーなど髪に関する話題から雑談まで美容師と会話することが一般的だ。ただ、最近はニュース等で「会話なし」のメニューを組み込んだ美容室が紹介されることも多い。
Sirabee編集部では、全国10~60代の男女1,000名を対象に「美容室での会話は得意か?」という調査を実施。
得意と回答した人が21.3%だったのに対して、苦手と回答した人は78.7%という結果に。「会話が苦手」「自分が人見知り」「のんびり過ごしたい」など、様々な理由から苦手に思う人が多いのかもしれない。
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■美容師が気をつけていること
ただ、美容師側も客に対してやみくもに話しかけているわけではない。東京・新橋にある「LonaLona Clinic(ロナロナクリニック)」で美容師・毛髪診断士を務める佐藤誠治さんに、客との会話で心がけていることを聞いた。
「基本的に『お仕事は何をされていますか?』という質問はしません。以前から心がけていましたが、特にコロナ禍で業績が悪化している方もいれば良くなっている方もいるので、こちらから仕事の話題を振らないようにしています。また、恋愛など個人的なことには触れないようにしています。ただ、お客様によっては初回でもそうしたお話をされる方もいるので、お客様に合わせていますね」。
お店によって接客の仕方は異なる部分もあるだろうが、記者もこれまで訪れた美容院で仕事の話題を振られたことはない。