7割以上の人が失敗した経験あり 考えれば考えるほど引き寄せられてしまう…
失敗してはいけないと思えば思うほど、負の連鎖にはまってしまう…。
やってはいけないと思うことほど絵に描いたように失敗してしまう、なんて経験がある人は意外と多いようだ。
■失敗してはいけないと思うとうまくいかない
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,686名を対象に実施した調査では、全体で76.3%の人が「失敗してはいけないと思うことほど失敗してしまった経験がある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は73.6%、女性は78.7%という結果になっている。
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■自己暗示にでもかかっているかのよう
編集部が話を聞いた40代の女性は、「お菓子作りが好きなのですが、小麦粉とか卵とか、これはまずいと思うものほど落としたり、こぼしたりすることが多くて」と首をかしげた。
「主人にもどんくさいと笑われるのですが、何度も続くと自己暗示にでもかかっているかのように感じます」と、悩ましげに語った。
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■プレッシャーに弱いタイプ
小学生の頃の思い出を語ってくれた30代の女性は、「体育の授業で平均台をやったとき、練習では1度も失敗しなかったのに、テストになったら見事に落下して…」と、とても恥ずかしかったのだと語った。
落ちてはいけない、失敗してはいけないと言い聞かせて臨んだ記憶があるそうで、「あの頃はプレッシャーに弱いタイプだったのかもしれません」と振り返った。
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■前向きな言葉に変換し成功をイメージ
「◯◯してはいけない」という言い回しに気をつけたほうがよいと呼びかけるメンタルコーチがいる。脳は否定のイメージを形作ることができず、最初の〇〇という部分を真っ先にイメージしてしまうというのだ。その結果、「こぼしてはいけない」と思うと、こぼすという行為がイメージされ、それを実現するように動いてしまうことがあるのだという。
そこで、「こぼしてはいけない」ではなく「丁寧に運ぼう」というように、プラスのイメージの言い回しに変換し前向きに考えることで、成功のイメージがつかみやすくなるのだという。何事も、前向きに考えることが成功への大きなカギと言えるのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)