ビートたけし、政府の全国旅行支援に違和感 「国会議員のアレが…」
ビートたけしが『TVタックル』で政府の旅行支援に独自見解。「わざとらしいな」。
20日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが政府の全国旅行支援について持論を展開した。
■全国旅行支援を特集
番組は政府が今年スタートさせた全国旅行支援について特集。利用客や観光地からは安く旅行ができる点や、客が戻り盛況となったことから、「喜びの声が上がっている」と取り上げる。
一方でスタート初日からトラブルもあったそうで、支援を受けられないケースも出たとのこと。また、宿泊施設が料金を大幅に上げたため、一部からは「値上げ幅が酷い」「迷惑」などの意見も出ていると紹介された。
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■「なんかわざとらしいな」
たけしは番組冒頭、全国旅行支援について「なんだ、日本は国会議員の、旅行の関係のアレが強いのかね? ロビー活動が」と疑問視。
続けて「なにかって言うと、GoToなんとかとか、いろいろな名前をつけちゃあ、日本人を動かして、動いたらどっか泊まるだろうって金をふんだくろうってのは、なんかわざとらしいな」と持論を展開する。
リモートでゲスト出演した星野リゾート代表の星野佳路氏は「先ほどの冒頭のたけしさんの言ってることを聞いていて、反論の余地はあまりないなと感じました」と話した。
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■星野氏は一定の評価
さらに星野氏は「旅行支援を止めて、もうわれわれも自分たちの力でがんばらなきゃいけないっていうふうに、改めて覚悟を持とうと。今、決心しました」と話し、スタジオの出演者を驚かせる。
一方で「同時に評価している点もじつはありまして。日本の観光って需要は大きいんですけれども、それが特定の日に集中してしまって、混雑とか値段が高くなったりとかということが、生じてるんですよね」と指摘。
そして「繁忙期を外してサポートする経済対策ってことを、前々からお願いしていたんですけど、それは今回実現してるんです」とコメントした。
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■視聴者の反応は…
コロナの新規陽性者は一定数存在し続けているものの、弱毒化しているという指摘もあり、人が戻りつつある旅行業界。それだけに全国旅行支援に喜ぶ人もいるようだ。
Sirabee編集部が2020年7月、全国10〜60代の男女2,168名に実施した調査で「新型コロナが収束したら、国内旅行をしたいと思う」答えた人は50.5%。年代別に見ると10~30代女性の割合が高く、20代は68.3%にも及ぶ。
たけしが訴えた違和感に、視聴者からはさまざまな意見が上がっていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)