どうしてそこまで悩むのか 約4割の人がなかなか決められない人にイライラ
お腹がすいて早く注文したいのに、なかなかメニューが決まらない人にイライラ…。
お腹ペコペコでやって来たレストラン。食べたいものも決めたし、そろそろ注文したいのだが、向かいの席ではまだ何やら真剣にメニューとにらめっこをしている様子…。
■メニューを決められない人にイライラ
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,686名を対象に実施した調査では、全体で41.3%の人が「メニューをなかなか決められない人にイラッとしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は45.0%、女性は38.0%という結果になっている。
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■迷った末に食べたことがあるものを選ぶ
編集部が話を聞いた40代の男性は、「妻が外食の際のメニュー決めが苦手で、注文の前にいつも待たされます」と語った。
「季節限定や日替わりのランチメニューなどが気になるようで散々迷うのですが、注文するのはいつも同じようなもので…」と、結局無難に食べたことがあるものを選ぶのを見て、最初からそうすればいいのにと思ってしまうのだそう。
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■諦めて同席の人と同じものを注文
一緒に行く人と同じものを注文することが多いという60代の女性は、「メニューを見ていると目移りしてしまって、あれこれ考えているうちにいつも最後になってしまって…」と述べた。
あまり待たせるのも申し訳ないと、結局自分で選ぶのを諦めて同席の人と同じものを注文することになるのだそう。
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■決められない人は考え過ぎている
メニューに限らずだが、なかなか決められない人はいろんなことを考えすぎているのだと、ある心理カウンセラーは言う。“失敗したらどうしよう”とか、“やってもうまくいかないのではないか”など、悪い方向へ考えすぎるあまり決断できなくなってしまうというのだ。
悪いことばかりを考えたところで、結果が変わるわけではない。割り切って決断することで、たとえそれが失敗だったとしても次へと繋がり、結果的に良い方向へ進んでいくこともあると同心理カウンセラーは述べている。
せっかくならばじっくり美味しいものを選びたいという気持ちもわかるが、同席者をイライラさせないように“また来ればいい”と適度に割り切ることも必要なのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,686名 (有効回答数)