ドメスティックバイオレンス被害経験者の割合は? 女性だけでなく男性も…
悲惨な事件に至ることも多い配偶者・恋人間のDV。被害経験者の割合は…。
配偶者や恋人など、親密な関係にあるはずの相手から振るわれるドメスティックバイオレンス(DV)。事件につながる恐れや、配偶者だけでなく子供や連れ子などが巻き込まれるケースもあり、大きな社会問題のひとつだ。
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■近年では積極介入も
かつては、ドラマや映画、漫画などの作品においてもしばしば描かれた暴力的な夫・父親の姿。現代ではDVという言葉という普及に伴い、また警察や行政も以前の「法は家庭に入らず」といった状態よりは積極的に介入するようになっている。
しかし、悲惨なケースもたびたび報じられる中、どれくらいの人たちがDV被害を受けているのだろうか。
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■1割に被害経験
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「交際相手や配偶者などからDV被害を受けた経験がある」と答えたのは、全体の9.5%。少数ではあるが、確実に被害者が存在していることがわかる。
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■男性でも20人に1人
男女別で見ると、女性のDV被害者は、13.3%と男性の3倍近い。一方で男性にも5.0%、およそ20人に1人の被害者が存在しており、「DV被害者=女性」という構図は必ずしも当てはまらないようだ。
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■中年世代で上昇
ちなみに、世代別では10〜20代と60代で低かったが、既婚者の割合が増える30〜50代では1割前後に。社会がDVを振るう側に厳しく対処することで、今後減少していくことを期待したいのだが…。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)