たまごっちにマッチング、デリバリー機能 最新版がブームで「意外な反響」が…
昨年11月に発売された「たまごっちスマート」がブームとなっており…。
1990年後半に大ブームを巻き起こした「たまごっち」。初代発売から25年以上経ったいま、新たに爆誕した「たまごっちスマート」がブームになっている。
最新たまごっちには、マッチング機能・フードデリバリー・NiziUとのコラボなど、“チョベリグ”な機能が盛り込まれていて…。
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■社会現象になったたまごっち
「たまごっち」は、1996年に「携帯育成デジタルペット」というコンセプトで発売された。画面の中に登場するたまごっちにごはんをあげたり、うんちの掃除をするなど一緒に遊びながら育てていく携帯玩具(おもちゃ)だ。
こまめにコミュニケーションを取ると機嫌が良くなるが、ごはんをやり忘れると機嫌が悪くなるといった育成機能にハマる人が続出。入荷の情報を聞いた人が夜通しでお店に並ぶ姿がたびたびテレビでも取り上げられ、社会現象になった。
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■最新機能に驚き
そんな初代・たまごっち爆誕から25年経った2021年11月、「Tamagotchi Smart」(以下、たまごっちスマート)が発売された。これはシリーズ初のウェアラブル型たまごっちとなっている(写真はミントブルータイプ・税込6,380円)。
今、この商品が再び「たまごっち」ブームを起こしている。その理由は、従来の育成機能を軸にした楽しみ方の多彩さにあるようだ。「たまごっちスマート」内にある『たまっちんぐアプリ』で他のたまごっちと出会いデートできるほか、買い物もフードデリバリーの『たまデリバリー』で注文が可能。もちろんゲーム内に登場するコマンドだが、マッチングアプリやウーバーイーツを彷彿とさせる今風のアレンジである。
また、人気アイドルグループNiziUとコラボしたり、「たまごっちnanoシリーズ」でアニメ『鬼滅の刃』『東京リベンジャーズ』などとコラボするなど、挑戦的な企画も見受けられる。”チョベリグ”な進化を遂げたたまごっちスマートはいかにして生まれたのか。
販売元であるバンダイに取材したところ、意外な裏側が明らかになったのだ…。