W杯崖っぷちのサッカー韓国代表 日本の次に気にしている人の割合は…
「アジアの虎」の愛称をもつサッカー韓国代表。日本とは宿命のライバルだが同じく危機的な状況に…。
グループリーグを突破する国が決まり始めている2022FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会。ドイツから歴史的勝利をあげた後、コスタリカにまさかの敗北を喫して危機に立つ日本代表と同じく、お隣・韓国代表も崖っぷちに立たされている。
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■韓国も崖っぷちに
欧州の強豪でともにW杯優勝経験があるドイツとスペインと戦う日本のグループリーグE組も「死の組」と呼ばれたが、ポルトガル、ウルグアイ、ガーナという欧州・南米・アフリカの強敵と組んだ韓国のH組も非常に厳しい組分けだった。
韓国代表は、24日のウルグアイ戦に引き分けた後、28日のガーナ戦では激闘の末、2-3で敗北。勝ち点1の3位で、H組からはポルトガルが決勝トーナメント進出を決めている。残りはあと1枠、韓国の最終戦は優勝候補のひとつ、ポルトガルだ。
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■宿命のライバル
限られたアジアのW杯出場枠をめぐって激闘を繰り広げてきた日本と韓国。これまでの対戦成績は、日本の16勝42敗23分で、最近は拮抗してきているものの日本にとっては強力なライバルとして常に立ちはだかってきた相手だ。
2002年にはW杯を共催した経緯も。同じアジアの国として、勝敗が気になる人も多いのではないだろうか。
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■1割が「日本の次に気になる」
Sirabee編集部が全国10〜60代男女614名を対象に調査したところ、「サッカー日本代表の次は韓国代表が気になる」と答えた人は全体の9.1%。
意外に少ないようにも見えるが、今回のW杯出場国が32ヶ国あることから考えれば、やはり隣国の結果が気になる人はある程度いることがわかる。
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■50代で目立つ関心
なお世代別では、50代で韓国代表が気になる人が最も多く、14.5%。60代では5.4%にとどまっている。男女別では、男性が8.8%なのに対して、女性は9.4%と、微差ではあるが女性のほうが関心が高いのは韓流ブームの影響もあってだろうか。
アジアからは、1日の試合でデンマークを破ったオーストラリア代表がD組2位でグループリーグ突破を決めている。厳しい状況の日本、韓国が続くことができるか、注目したい。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女614名 (有効回答数)