食品会社に6億円要求した女性 理由は「パッケージ表記の3分半じゃ完成しない」
女性は「蓋を取ったり混ぜたりすると3分半以上はかかる」として、6億7,000万円を要求している。
あるアメリカ人女性が、お湯を入れて3分半で出来上がるというインスタント食品を販売する会社に、6億円超を要求している。その理由とは、「調理に3分半以上かかったから」というものだった。
『Metro』や『NBC NEWS』などの海外メディアが、提訴に至った女性の言い分を報じている。
■6億円超を要求
アメリカ・フロリダ州に住むアマンダ・ラミレスさんが、インスタント食品『マカロニ&チーズ』の製造元のクラフト・ヘインズ社を提訴し、500万ドル(約6億7,000万円)を要求した。
マカロニ&チーズとは、茹でたマカロニにチーズを絡めたアメリカの家庭料理だ。提訴されたクラフト・ヘインズ社はお湯を入れて3分半待つだけで完成するインスタント商品を販売しているが、アマンダさんはこの表記を「間違いだ」と主張している。
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■フタを外すと3分半を超える
アマンダさんによれば、商品のパッケージには「3分半で出来上がり」と書いてあるにも関わらず、「フタを外す・水を加える・電子レンジで加熱する・マカロニに粉チーズソースを混ぜ合わせる」という手順をすべてこなすと、3分半以上かかってしまうという。
彼女が何よりも注目しているのは、「チーズソースは少し置くととろみが出る」と書かれている部分だ。これを実践すると確実に3分半は超えてしまうため、同商品を「詐欺だ」と主張している。
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■「浅はかな訴訟」と対応
この報道を見た人々からは、「なんて馬鹿げた訴訟だ」「世界には飢えている人が大勢いるというのに、この人は細かいことで騒ぎ立てている」「そんなことを言い出したら、店に行って商品を買う時間まで含めないといけなくなる」などとコメントが寄せられ、アマンダさんの提訴を非難した。
訴えられたクラフト・ヘインズ社は、「我々はこの浅はかな訴訟を承知しており、主張に対して強く弁護します」と語っており、訴訟の今後に注目が集まっている。
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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)