どう見ても老舗な寿司屋、右下の情報が予想外すぎる… 「歴史の重み」にツッコミの嵐

老舗感がスゴい寿司屋の写真、何かがおかしい…。写真内に記された「数字」に、ツッコミの声が寄せられているのだ。

2022/12/07 04:45



■「店舗オープン」までの道のりがスゴい

「寿司職人」というと、とてつもなく厳しい修行と下積み時代を経て、その上でようやく自分の店が持てる…というイメージがあるが「有楽町かきだ」の大将は、全くの別ルートを辿ってきたことが判明。

もともと会社経営者であった大将(もちろん、寿司とは無関係の業種)は釣りを趣味にしており、自社の写真に「まかない」として海鮮丼を振る舞っていたという。

ここまでであれば一般的な「趣味」の範疇なのだが、気づけば豊洲市場に通うようになり、魚の仕入れを覚え、YouTubeで魚の捌き方を学び…と着実にステップアップを続けて気が付けば、SNS等で大ウケするほどのクオリティを持つ海鮮丼を作れるほどの腕前に至ったのだ。

有楽町かきだ

「ラーメン二郎」にリスペクトを寄せている大将は「海鮮丼のラーメン二郎のような店」を目指して店舗をオープンさせるも、その後は紆余曲折を経て「寿司店」の形態に落ち着く。

有楽町かきだ

しかし根底にある「二郎魂」は寿司店でも健在で、「(回らない)寿司屋は敷居が高く、カウンターのある良い寿司屋になればなるほどその傾向がありますよね。なので寿司をコース料理にして、お酒を飲み放題にして、リーズナブルでコスパの良い寿司屋を目指しました」と、自身のポリシーを明かしてくれたのだ。

有楽町かきだ

取材を実施した11月22日時点で「12月までの予約はビッシリ」とのことで、注目度の高さが改めて伺えるというもの。


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■「寿司にかける思い」は本物

有楽町かきだ

前出の通り、同店の出店している有楽町ビルは2023年に閉館(詳しい時期は未定)となるため、それに伴って「有楽町かきだ」もクローズとなってしまう。

しかし同年1月には2店舗目となる「有楽町かきだ」および「焼肉かきだ」をオープンすることが発表されており、支援者は「必ず来店できる」というリターンを設けたクラウドファンディングも、大いに注目を集めているのだ。

「盆と正月が一緒にやってきた」とはよく言ったものだが、「寿司と焼肉が一緒に食べられる」というのは、それ以上にめでたいシチュエーションではないだろうか。

有楽町かきだ

寿司職人としての修行を経験しておらず、自身の「勘」で寿司を握っているという同店の大将に疑問を覚えた人もいるかと思うが、取材に際し大将は、厳しい修行を経てきた寿司職人を「リスペクト」しているとコメントを発しており、決して伊達や酔狂で看板を掲げているワケではなく、確固たる信念の持ち主であることを強調しておきたい。


【店舗詳細】

有楽町かきだ

有楽町かきだ

東京都千代田区有楽町1丁目10−1 有楽町ビル

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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