『ポケモンSV』チャンピオン・オモダカが弱い理由 強力すぎる戦法が封印され…
『ポケモンSV』に登場するチャンピオン・オモダカの評価が話題に。
Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で登場するキャラクター・オモダカ。今作のチャンピオン的な立ち位置となるキャラクターなのだが…。
■チャンピオン・オモダカ
オープンワールドを採用している同作では、3種類のストーリーを自由に攻略することができるのだが、中でもポケモンジムのジムリーダーを倒し、8つのバッチを集めてポケモンリーグに挑戦する「チャンピオンルート」は同作でも王道のストーリーとなっている。
そんな「チャンピオンルート」で、定期的に主人公と出会う機会があるキャラクターがオモダカだ。オモダカは、同作における「チャンピオン」であり、道中で出会う際のオモダカの雰囲気は強者感が漂っている。
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■最強のチャンピオンは…
なお、同シリーズのチャンピオンキャラクターはどれもひしひしとした強者感が溢れ出ており、実際にポケモンのレベルも高く、手持ちのポケモンも作中で強い部類のポケモンが用意されていることが多い。
特に『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』でチャンピオンのシロナは、シリーズ最強と言われており、種族値合計600のガブリアスをエースとし、圧倒的耐久性のミロカロスなど、隙がなくまさにガチ勢のパーティーとなっている。
また前作のチャンピオン・ダンデも種族値合計600のドラパルトや、エースのリザードン、主人公とライバルが選ばなかった御三家ポケモンなど、かなり強い手持ちで固められている。
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■ポケモンの運用方法が…
そんな最強トレーナーと肩を並べるオモダカだが、ネット上で「弱すぎる」といった意見が続出。というのも、オモダカのエースポケモンは「キラフロル」というどく・いわタイプのポケモンの扱い方にある模様。
キラフロルは、物理技のダメージを受けると相手の場を「どくびし」状態にする特性・どくげしょうを持っており、戦闘の序盤で出し、「どくびし」を撒くことができれば、相手を永続的にどく状態にすることができる…という先発性能が高いポケモンなのだが、エースポケモンだからかなぜか一番最後にキラフロルを繰り出してくるのだ。
他にも手持ちポケモンに序盤で登場するくさタイプのポケモン・ゴーゴートが入っていることから「モブ感が強い」といった声もあがっていた。
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■弱めに設定された理由
一部のポケモンプレイヤーらから「弱すぎ」認定されてしまったチャンピオン・オモダカだが、今作の「チャンピオン」は、「最強のポケモントレーナー」というより、「チャンピオンランク試験の最終試験官」といったポジションとなっているため、過去作のチャンピオンと比べて弱めに設定されているのかもしれない。
また、キラフロルの運用方法も先発に繰り出した場合、プレイヤーが本格的に詰んでしまうレベルで強力な戦法となってしまう。同作では、チャンピオンを倒した後もストーリーが続くこともあり、プレイヤーの挫折対策として先発キラフロルを封印され、あえて最後に繰り出すことになってしまった可能性もあるだろう。
今後、同作のDLCが発売された際に、超絶強化された最強のオモダカを見られることに期待したい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)