きちんと中身を見てほしいのに… 約6割が受けた経験のある「差別」とは
きちんと中身を見て、こちらのことを判断するべきなのに…。
「ルッキズム」と呼ばれるは外見至上主義の考えは、多様性が求められる社会では大きな問題としてとらえられているといえるだろう。
しかし現在でも、自分が「容姿によって差別を受けた」と感じた経験をしている人も少なくないようだ。
■約6割「容姿で差別されて…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「自分の見た目」に関する意識調査を実施したところ、全体で63.9%の人が「容姿で差別された経験がある」と回答した。
男女別では、男性が63.2%、女性が64.7%となっていた。
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■女性のほうが高い割合の年代が多く
性年代別では、40代男性が一番高い割合になっている。
しかし全体的で見ると、男性よりも女性の割合が高い年代が多いのが特徴的だといえるだろう。
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■会社の先輩が美人のため上司が…
会社で美人な先輩が優遇されていると感じている20代女性は、「同じ部署の先輩は、とてもきれいな見た目をしています。上司もすっかりと気に入っているために、面倒な仕事はその先輩に振らないようにしていて…。そこまで優遇されていると、先輩の印象まで悪くなってしまいます」と不満を漏らす。
上司にはさらに失礼な行為をされたようで、「先輩がやるはずだった面倒な仕事を、上司は私に押し付けてきたことがあるんです。あまりにもあつかいが違いすぎて、さすがに引いてしまいました。そこまでしても、先輩はたまに上司の愚痴を言っているのに…」と続けた。
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■容姿差別のない世の中に
容姿で人を差別する人に批判的な意見を持っている人は多いようで、「容姿でもてはやされたり、差別されたりする世界消えて」や「容姿で差別される世の中きったね〜」などのツイートも多く見られた。
また自分に対して、「なんで、あのデブに彼氏できるんだろうってずっと思っている。きっとこういう容姿で人のこと差別しがちだから、わたしには彼氏できないんだと思う」と批判的な意見をしている人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女1,000名