駐車場で発見したフロアガイド、謎の施設に目を疑う 「これが許されるのか…」と話題
とある駐車場の案内板を見て衝撃。「こんなことが許されるのか…」と、驚きの声が上がっているのだ。
車そのものが好きでも、それに関連して「駐車場が好き」という人はそう多くないはず。
しかし以前ツイッター上では、車好きにとって天国のような駐車場が発見され、「こんなことが許されるのか…!」と、驚きの声が多数上がっていたのをご存知だろうか。
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■4階より上の施設に思わず感動
今回注目したいのは、ツイッターユーザーのフォリオさんが投稿した1件のツイートである。
「こんなことが許される駐車場があるとは…」と綴られた投稿には、施設内で撮影したと思しき案内板の写真が添えられており、どうやら1階には書店や美容サロンが出店されている模様。
そして「4階より上」のフロア情報を見ると…そこには駐車場内に併設された「愛車PHOTO SPOT」「セルフ洗車」といった、ユニークすぎる施設が確認できたのだ。
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■車好きからは「めちゃくちゃ楽しそう」
車好きの心中を代弁したかの如きツイートは投稿から数日で1,500件以上ものRTを記録しており、他のツイッターユーザーからは「屋上で綺麗にした愛車を4階で撮影する」「めちゃくちゃ楽しそう」「全国展開、お願いします!」「地元に欲しいわ…」といった称賛の声が多数寄せられていた。
なおツイート投稿主・フォリオさんに話を聞いたところ、こちらの写真は京都府京都市にある「A PIT AUTOBACS KYOTO SHIJO」(以下、A PITオートバックス京都四条)にて撮影したものだそう。
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■全ての「車好き」の気持ちを代弁
発見時の感想について、フォリオさんは「基本的に車のフォトスポットは大抵が公共の場所となっていて、人が集まりやすい環境となっているため、近隣からの苦情が寄せられるほか、集まっているドライバーたちも煙たがられる傾向にあると感じています」と前置きしつつ、「そんな中でこのようなスポットを設ける勇気と、車好きの人たちに対するお店の心意気や配慮に恐れ入りました」と、運営元に敬意を払ったコメントを寄せている。
また「守るべきモラルを守って、いつまでもこのスポットが続くと良いなと思っております。私のツイートをきっかけに、ではないですが、こうしたスポットが増えていくことを願っています」ともコメントしており、マナーを守って趣味を全力で楽しむ、清く正しいドライバーとしての矜持が感じられたのだ。
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■利用客の「心理」を分かっている…!
続いては話題となった施設の詳細をチェックすべく、A PITオートバックス京都四条を運営する「オートバックスセブン」に話を聞いてみることに。
同施設は今年9月16日にオープンしたばかりで、日本最大級の品揃えとなったカー用品はもちろん、アウトドアグッズやアパレル・書籍・雑貨などを有機的に融合した売場で、ユーザーひとりひとりに「私らしいカーライフ」を提案することをモットーとしているのだ。
車好きを興奮させた「愛車PHOTO SPOT」「セルフ洗車」の導入経緯について、担当者は「東京東雲の『A PIT AUTOBACS SHINONOME』でセルフ洗車場を設置したところ、洗車後に綺麗な状態で立体駐車場の照明の下で写真を撮影されるお客様が多く、そういった需要が確認できましたので、京都四条店にも洗車場と併せて撮影スポットを設置する事となりました」と説明する。
ツイッターにて大きな話題となった件についても「車好きの方が気軽に集まれる溜まり場となればと思い設置しましたので、嬉しい限りです」と、笑顔のコメントを寄せてくれたのだ。
フォリオさんも触れていたように、人というのは「趣味」に夢中になってしまうと、どうしても周囲への配慮がおざなりになってしまうもの。ルールやマナーを遵守しつつ、ぜひ件の「A PIT」にて、渾身のワンショットを撮影してみてほしい。