EXITりんたろー、サッカーW杯の選手批判に辟易 「炎上してるときに…」
EXITりんたろー。が、TikTokでバズっていた動画に言及。批判する人の気持ちを分析した。
お笑いコンビ・EXITの兼近大樹とりんたろー。が、15日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。炎上に関わる人についてコメントした。
■炎上への懸念
番組では、今年1年に起きたIT関連の話題を振り返り、ゲストのITジャーナリスト・三上洋氏が解説。今年7月に起きたKDDI株式会社の通信障害などについてコメントした。
さらに、三上氏は来年のIT分野の展望を語り、TikTokでの炎上を懸念する見解を示す。警察官に対する迷惑行為や暴走族の様子が配信されている事例を伝え、問題視した。
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■りんたろー。「すげぇ嫌だなと」
TikTokの話題になると、りんたろー。は現在開催中のサッカーW杯に関する動画に言及。
「戦犯みたいになった選手がいたんですけど、それをそんなにサッカー知らない人が解説して『このプレー違いますよね』『このプレーがダメですよね』って解説する動画、めちゃくちゃバズってたんですよ」と、選手を批判する動画が注目されていたと話す。
学生時代にサッカーに打ち込んだりんたろー。から見れば、厳しく指摘するようなシーンではなかったそう。選手をバッシングする動画を見て、「いろんなものが炎上してるときに乗っかることが大事なんだ、この人たちにとって」と、批判で盛り上がる人の気持ちを分析し、「すげぇ嫌だなと思いました」と辟易した。
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■悪質利用の対策に提案
そのあとに三上氏は、「TikTokはツイッター以上に極端なものがバズりやすい」「炎上したときにめちゃくちゃデカくなると思います」と発言。TikTokの仕組みに触れて炎上が拡大しやすいことを指摘すると、兼近がネットリテラシー向上の方策について自身の考えを明かす。
「TikTokで『こういうことが大変になった』っていう動画をバシバシ作って、それをバズらせちゃえば、TikTok側もできるじゃないですか、そういうこと」と、過去に炎上した事例を周知する動画の作成を提案。
続けて、「それやっちゃえば『あぁこれヤバいんだ』って分からせることもできるから、逆に頑張ればキレイになっていくような気もしますけどね」と、悪質な利用を減らせる可能性に期待する想いを示した。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)