初詣のお賽銭、「100円未満」が8割 20代以下では「10円未満」が5割に
一年の幸せを祈る初詣。お賽銭はいくらくらいしたらよいのか迷ってしまうが…。
新年に家族や自分の健康や商売繁盛などを祈って人々がお参りする初詣。いまだコロナ禍ではあるが、神社や寺院などはかつてのような賑わいも戻りつつある。Sirabee編集部の調査では、81.6%の人がいずれかの時期に初詣をすると回答した。
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■お賽銭の金額は…
初詣の際に気になるのは、お賽銭の金額ではないだろうか。神社やお寺に行くのは年に1回、初詣の時くらいの人も少なくないはず。たくさんの願い事をしつつも、「これだけお祈りしておいて、お賽銭はいくらくらいが適切なのだろう…」と悩んでしまうことも。
世間の人たちは、実際どれくらいの金額をお布施しているのだろうか。
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■8割は100円未満
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女673名を対象に調査したところ、最も多かった答えは「10〜100円」で47.8%。5割に迫る。10円、50円、100円と硬貨の種類も多く、また負担感も少ないためかもしれない。
2番目に多かったのは、「10円未満」で32.5%。「ご縁があるように」の願掛けで5円玉をお賽銭する人も多いためか、3人に1人は10円に満たないお賽銭のようだ。100円を超える人は2割に満たなかった。
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■若者と中高年で格差も
ただ、お賽銭の金額については世代差も大きい。これは信仰心だけでなく可処分所得の差も影響していると思われるが、10〜20代では10円未満が49.3%。100円を超える人は11.6%しかいない。
しかし、60代で10円未満はわずか15.6%。100円を超える人も26.7%に及んでいる。こうしたデータも参考に、新年のお賽銭額を検討してみてほしい。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女673名(有効回答数)