いとうあさこがショック受けた「会話のあの瞬間」 約4割の人も経験していた…
いとうあさこも経験した、会話中の「死語」問題。800名に調査した結果…。
当たり前のように話した言葉が通じず、「死語」だと指摘されてショックを受けた経験はないだろうか。
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■「タンマ」は通じない?
2021年8月29日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の人気企画「あさこのミステリーツアー」で、タレントのいとうあさこが、オアシズの大久保佳代子から「社会の窓が開いてるよ」と言われてズボンのチャックを直したが大久保も開いていたというオチのトークを披露。その際にズボンのチャックを「社会の窓」と呼ぶのは死語だとというナレーションが入り、VTRを見ていたいとうが「え、言わないの!?」と驚く一幕があった。
さらに、VRを使った「自分自身へのくすぐり体験」を試した際、いとうは恐怖のあまり「タンマ、タンマ! 怖い!」と連呼。ここで再び「昭和の人がちょっと待ってほしいときに使う言葉」とナレーションが入り、いとうを含めスタジオの出演者たちから「タンマって死語!?」「タンマ言うよね」と驚く声があがっていた。
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■約4割が「死語で通じなかった」を経験
知ったときには意外とショックを受ける「死語」問題について、Sirabee編集部が、全国10〜60代の男女800名に調査したところ、全体の37.6%が「何気なく話した言葉が死語で若い人に通じなかった経験がある」と回答。
年代別で見るともっとも多いのが50代で49.0%、次いで60代以上の42.9%。逆にもっとも少ないのは10〜20代の20.7%だが、それでも5人に1人がすでに「死語」を経験していることになる。
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■「ジャケ買い」は通じない?
編集部が話を聞いた30代女性は「『ジャケ買い』が通じなかったときはびっくりしました。ネットで話題になっていて、試しに職場の10代の女子に聞いてみたら『知らないです』って…」と、CDやDVDなど内容を知らない状態でカバーのデザインを見て買う「ジャケ買い」が通じなかった経験があったという。
また、写真を撮ってメールで送信する「写メール」を略した「写メ」も、10代から「なんで写メって言うんですか?」と聞かれたとのこと。気付いていないだけで、自身が使っている言葉の中ですでに死語になっているものは多いのかもしれない…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代男女800名(有効回答数)