「家族と絶縁」した経験者は… 50代で最多ながら若年層でも
借金や相続問題、宗教がらみなどさまざまな背景がある家族トラブル。絶縁を選んだ人の割合を調べたら…。
コロナ禍も4年目に入ったこの年末年始。行動制限も求められていないため、実家に帰省したり家族や親戚同士で集まったりした人も多いかもしれない。しかし一方で、家族との関係に悩む人たちもいる。
いわゆる毒親に育てられた、家族に借金がある、新興宗教にハマっている…など、家族の人間関係が壊れる理由はさまざまだ。理由はいかにせよ、家族と絶縁した人はどれくらい存在するのだろうか。
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■6人1人が家族と絶縁
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「家族と絶縁した経験がある」と答えた人は全体の16.5%。少数派ではあるが、およそ6人に1人。また1割を超えており、ある程度存在することがわかる。
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■50代で最多
今回の調査で、男女別ではほぼ差が見られなかったが、世代によっては違いも。家族と絶縁した人の割合が最も高かったのは50代で23.2%。4人に1人に迫った。
これくらいの年齢になると、両親が他界して相続問題を争うことになったり、兄弟姉妹との付き合いが没交渉になることも増えるのかもしれない。一方、10〜20代でも15.7%がすでに家族と絶縁を経験していることも判明。こうした若い世代の社会的孤立も心配になるところだ。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)