長友佑都選手、FC東京と契約更新 「日本を青赤に染める」と優勝へ意気込み
W杯後「サッカーのことは忘れゆっくり休みたいと思う」とコメントするなど、去就に注目が集まっていた。
Jリーグ・FC東京は12日、DF長友佑都選手と今季の契約を結んだと発表した。
■W杯後に身の振り方考え…
FC東京は公式サイトで「2023シーズン 長友佑都選手契約のお知らせ」と題し、「このたびFC東京では、長友佑都選手と2023シーズンの契約に合意いたしましたのでお知らせいたします」と報告。さらに、長友選手もコメントを発表した。
昨年の「FIFAワールドカップカタール2022」(W杯)出場中は今後について何も決めておらず、大会後に「しっかりと心と体を休ませて自分の人生を今後どうしていくのかをじっくりと考えました」という。
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■チームにシャーレを
その中で「まだイメージ通り体も動くし、なによりサッカーに対する偉大なる情熱を再確認しました」とのこと。そして、サッカーを続ける気持ちが固まっていき、決断を下す。
「やはり東京でどうしてもシャーレ(優勝皿)を掲げたいという熱い気持ちがあらためて湧いてきました。夢は情熱から生まれる。Jリーグを、そして東京を今一度盛り上げていき、日本サッカーをさらに発展させたい。そのために、自分の力を全て出し切り、身を粉にして東京のために戦いたいと思います。日本を青赤に染める。青赤の魂 長友佑都」と意気込んだ。
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■「サッカーのことは忘れゆっくり休みたい」
W杯4大会連続の出場となった長友選手。初のベスト8入りをかけた決勝トーナメントではPK戦の末クロアチアに敗れたが、ベスト16という結果を残し、日本中に感動と勇気を与えた。
その後、インスタグラムでは「ワールドカップのすさまじい緊張感から解き放たれ、普段の日常に戻ると心が空っぽになり、何というか感情が言い表せない。心身をだいぶ削ってきたからサッカーのことは忘れ、ゆっくり休みたいと思う」とコメント。
FC東京との契約については「これから自分の心の中に出没する感情たちと会話しながら進む道を決めたい」とし「正解を選択するのではなく、自分の選択を正解にする。どんな時も自分次第だ」と記していた。
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)