「鶏が娘を襲ったのでナゲットに」　母親の残酷な投稿に非難の声殺到

アメリカに住む母親が、自身のFacebookに顔に怪我をした少女と1羽のニワトリの写真を投稿し、「ニワトリが娘を襲ったので調理して食べた」と説明した。投稿は瞬く間に広くシェアされ、「残酷だ」と多くの批判を集めている。『NEW YORK POST』や『Daily Mail Online』などの海外メディアが報じた。

■「夕食にナゲットをいただきます」

アメリカ・ミシシッピ州に住むマガン・シュミットさんが、Facebookに載せたショッキングな投稿が話題になっている。

マガンさんは、投稿の中で「やっぱり起こってしまった」「飼っていた意地悪なニワトリのヘイヘイが、私の娘を攻撃しました」と説明。続けて、「子供のことになると私は容赦しないわよ」「夕食にヘイヘイナゲットをいただきます」と書き込んだ。

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■添付された複数の写真

投稿には、マガンさんの娘が目の辺りに怪我をしている写真と共に、その娘がナゲットを食べている写真も添付されていた。それだけでなく、娘がヘイヘイを撫でているような写真もあり、過去には仲良くしていた様子が窺える。

この投稿は瞬く間に広くシェアされ、多くのコメントが寄せられたが、「ヘイヘイは自業自得だ」とまで書き込んだマガンさんは同投稿を削除してしまったようだ。

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■「自業自得」に反論の声

投稿を見た多くの人々は、マガンさんの残酷な告白に非難の声を寄せた。

「酷すぎる」「やっぱり起こってしまったということは、予見していたということ。なぜ子供から目を離すの？」「よくない教育だ。動物にいじめられたらやり返していいと娘が思ってしまう」などと辛辣なコメントが寄せられた。

また、ヘイヘイがナゲットにされてしまったことを「自業自得だ」と発言したマガンさんに対して、「動物が自分を守るために人間を攻撃するのは自然なこと。その行為を罰して自業自得だなんて信じられない」と抗議する声もあった。

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■家畜のあるべき姿？

一方で、「非難している多くの人は明らかにニワトリを飼ったことがない人たちだね」「ニワトリは卵を産ませたり、食べたりするために飼育されている。ヘイヘイはその順番が少し早まっただけだ」と、家畜と共に生きることがどのようなものなのかを説明し、マガンさんを擁護する人もいた。

それでも、「ニワトリを食事にすることは仕方がないことだ。でもそれをFacebookで自慢するのは話が違うのでは」というコメントには多くの「いいね」が寄せられており、人々はマガンさんの行動に疑問を呈しているようだ。

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（文／Sirabee 編集部・Sirabee編集部）