武井壮、高校野球部監督の暴力行為は「愚の骨頂」と怒り 根絶を訴え
武井壮がスポーツの現場で発生する体罰を「愚の骨頂」とバッサリ切り、根絶を訴えた。
23日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で武井壮がスポーツ指導者による暴力の根絶を訴えた。
■高校野球部監督が暴力
東海大菅生高校野球部の監督が部員に体罰を加えたうえ報告を怠ったとして、4カ月の謹慎処分を受けたニュースを取り上げたこの日の放送。
武井は「昔気質のというか、間違えた指導法をいまだに踏襲してしまっている指導者の責任でしかないので、指導者がきっちりと責任とって辞めるなり、資格停止するなり、そういう処分が必要だと感じます」とコメントした。
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■暴力は「愚の骨頂」
さらに「スポーツやっていて、暴力だったりとか、体罰みたいなものが必要だっていう声がすごく多いんですよ。だけどまだ、発育段階にある少年だったり、子供だったり、学生だったりとかっていう対象にね、物理的な暴力をふるうって、傷害事件ですよ」と指摘する。
続けて「スポーツを教えるのに、傷害をしていいの? ということじゃないですか」「そういうことをしているっていうことを、スポーツの指導者の方々ね、皆さんそろそろ気づいたほうがいいですよ」と訴える。
そして「言うこと聞かせきゃいけないっていうので、暴力を振るうなんていうのは、指導としては本当に愚の骨頂だと思う」とコメントした。
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■指導者の厳しい環境にも理解
この後も暴力的な指導を否定的な見解を示した武井は「スポーツ界にいる人はみんな思ってほしいですね。言うことを聞かない、言うこと聞かすもどっちもおかしい」と指摘。
続けて「そんなもんが存在してること自体おかしいっていうのを、そろそろこの令和の時代になったら、2020年代となったら、気づきませんかって、僕は思いますけどね」と話す。
また「教師の言うことも聞かない、秩序を乱すようなことをした生徒は、そこからやっぱり外れさせること。外れた先の施設とかも準備しておかないことには、先生たちの安全を担保できない。先生たちは指導をまともにすることもできない環境で、苦しい仕事をしてるというのも、僕は理解してるんですよ」ともコメントしていた。
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■視聴者の反応は…
昭和を中心に「スポーツ部は厳しいのはあたりまえ」という風潮があり、その意識が暴力につながっているのではないかと指摘する声もある。
Sirabee編集部が全国の20代~60代の男女1,53名に実施した調査で、「運動部では強くなるために厳しい指導が必要」と回答した人は42.9%。肯定派も多いが半数を割る。意識が変わりつつあるのかも。
スポーツ指導者による暴力根絶を訴えた武井。共感する視聴者も多かったようだ。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,537名 (有効回答数)