iPhone、最新アップデートで気を付けなければいけないこと 緊急SOS機能が…
Appleが「iOS 16.3」を配信。緊急SOSの発信方法に変更が…。
米Appleは、現地時間23日に「iOS 16.3」および「iPadOS 16.3」を公開。今回のアップデートで起きた重要な変更に注目が集まっている。
■「iOS 16.3」が配信
現在、公開されている「iOS 16.3」および「iPadOS 16.3」。無料のアップデートとして提供されており、「設定」アプリの「一般」から「ソフトウェア・アップデート」セクションからダウンロード・適用が可能だ。
今回のアップデートでは、「iCloud」用の高度なデータ保護、および「Apple ID」用のセキュリティキーが導入されるなど、様々な変更が施された。
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■「緊急SOS」の誤送信
そんな中話題となっているのは、「緊急SOS」機能の変更だ。「緊急SOS」機能とは、消防や警察に電話しなくてはならない場合に電話番号を押すことなく、素早く連絡することができる機能のことであり、電源ボタンと音量ボタンを同時押しすると画面に表示されるもの。
なお、最近の機種では衝撃を検知し、自動で「緊急SOS」を勝手に送るようになっているのだが、これらによって「緊急SOS」の誤発信が多発する事態となっていた。
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■発信方法が変更に
今回のアップデートでは、これらの誤送信報告を受けてか「緊急SOS」機能の発信方法が変更に。電源ボタンと音量ボタンを同時押しするところまでは同じなのだが、画面にカウントダウンが表示されたあと2つのボタンを離すと送信されるようになったようだ。
これらに対し、ツイッター上では「緊急SOSの仕様変更は覚えておいて損がない」「誤送信はなくなりそう」といったユーザーからの声が寄せられていた。
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(文/Sirabee 編集部・北田力也)