いよいよ受験シーズン本番 入試で重視すべきはテストか内申点か調べたら…

2月1日は東京の中学受験が一斉スタート。高校、大学入試も本番を迎える。

2023/01/26 05:45

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大学入試共通テストも終わり、2月1日には、東京の男女御三家と呼ばれる名門進学校を始めとした中学受験も本番を迎える。その後、高校受験や私立大学や国公立大学の二次試験などが続く。


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■中学受験が人気だが

大学受験では、AO入試の普及など試験一発勝負だけではない多様化が進んだ。一方、東京など大都市圏における中学受験の過熱ぶりは、ドラマにもなった高瀬志帆の人気漫画『二月の勝者 ―絶対合格の教室―』(小学館)でも描かれている。

中学受験が人気を集める理由について経験者に話を聞くと、都立高校などへの進学において学習態度などの内申点が大きなウェイトを占めることへの不安が挙げられる。自分の実力で挑戦できるテストに対して、教師の恣意的な判断が入りかねないためだ。

とはいえ、小学校低学年のうちから大手塾に通って受験対策する風潮には批判的な意見も。世間はどのように考えているのだろうか。


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■テスト派・内申派は二分

Sirabee編集部が全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「入学試験では生活態度や内申点をより評価すべき」と答えた割合が47.6%。「テストの得点をより評価すべき」と回答した人が52.4%。テスト派がわずかに過半数となったが、大きく割れる結果となった。

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■男性に目立つテスト派

テスト得点派と内申点派、じつは男女で傾向が異なることが判明した。60代を除く全ての世代で、男性は「テスト派」が女性を上回った。最も多い30代男性では、じつに61.3%がテスト派だ。40代以下では6割前後で推移している。

一方、女性では若い世代ほど内申点を重視する人が多く、テスト派は4割台前半に。ただし、年代が上がるほどテスト派が増え、60代では全体でも最多の63.6%に及んでいる。

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年1月18日~1月21日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)

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