バカリズム、脚本家として“ある悩み”を告白 「本当はヤメてほしいんですよ」
芸人のみならず脚本家としても活躍するバカリズム。自身の手掛けた作品に「ある不満」を抱いているようで…。
25日放送『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に脚本家としても高い評価を受けるお笑い芸人・バカリズムが登場。手掛けた作品に関する「ある不満」を吐露した。
■締め切りは厳守
脚本家・バカリズムの話題でオードリー・若林正恭が「誰かに、そういえば聞いたなぁ。めっちゃ締め切り守るんですってね」と言及すると、バカリズムは「俺、めっちゃ守りますね」とうなずく。
ドラマ関係者から「そんな人いないってぐらい、締め切り守るんですよ」と聞いたと若林が明かすと、バカリズムは「自分が演者側で待たされるのを何度か経験してるから」と回顧。演者としてそれがイヤだったのと、「けっこうそれで悪口言ってた」ため、自分が裏で悪口を言われたくない一心で締め切りを守っていると熱弁した。
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■ドラマとネタの違い
ドラマとネタの違いにも触れるバカリズム。ドラマの場合、脚本の壁にぶつかるときもあるが、監督やプロデューサーなどスタッフに意見を求められるうえ、資料を用意してくれるなどサポートも手厚いため、「(1人で考える)ネタと比べたら全然楽」だと本音を漏らす。
執筆する分量は多いが、5分のネタよりもドラマは放送時間が長いぶん「(コメディなら)笑いを取るチャンスがめちゃくちゃある」と解説。「言い方悪いけど、ドラマってごまかし効くじゃないですか、みんなの責任だから」とピン芸人として舞台に立つよりも気が楽だと暗に主張した。
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■バカリズムの悩み
スタッフや演者の責任にもできると笑うバカリズムに対し、春日俊彰は「でも、バカリズムさんのドラマって『脚本・バカリズム』ってバーンッと出ません?」と指摘。バカリズムは「本当はヤメてほしいんですよ」と苦い表情を浮かべる。
自身もドラマの世界がまだわかっていないとしたうえで、「あれって逆に不安になるのが、『これ、私達っていうよりもバカリズムが考えた作品ですからね、知らないですからね、あとは』って言われているような気がして」とネガティブに考えてしまうと言及した。
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■視聴者の意見は?
自分を矢面に立たせておけば、作品が失敗したときに「制作陣はケガしなくてすむ、役者さんも損しなくてすむ」と考えているのではないかとバカリズムは邪推。「すげぇ急に脚本・俺(バカリズム)を推すようになった」と苦笑した。
このバカリズムの悩みに視聴者からは「確かに脚本バカリズムって出るよな」「脚本バカリズムはブランドだと思うけど」といった意見が寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)