鈴木紗理奈、細田衆院議長に「セコい」 旧統一教会問題の報道減も懸念
旧統一教会との関係を煙に巻こうとする細田博之衆院議長に、鈴木紗理奈は…。
タレントの鈴木紗理奈が、29日生放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係を非公開で説明した自民党・細田博之衆議院議長に苦言を呈した。
■議長と教団の関係は…
細田議長は2019年、教団関連団体のイベントで「韓鶴子総裁の提唱によって実現したこの国際指導者会議の場は大変意義が深い」とスピーチするなど教団との関係が問題視されていたが、昨年行われた党の点検では、議長就任で会派を外れているという理由から調査対象外に。
その後の釈明についても文書での対応に留まり、説明不足だとして批判を浴びていた。
関連記事:デーブ、安倍元首相と旧統一教会の関係調査を要望 岸田首相の消極姿勢も批判
■非公開での説明
年が明けた24日にはようやく説明を行ったが、相手は野党の代表者のみで、記者には冒頭の写真撮影だけ行わせる非公開の形に。
この点について、教団に詳しいジャーナリスト・鈴木エイト氏は厳しい意見を述べたほか、さまざまな状況に照らして教団とも深い関係にあるのではと指摘した。
関連記事:デーブ、旧統一教会“解散命令”について懸念 「ハードルがあまりにも高い」
■「セコい」とバッサリ
これにコメントを求められた鈴木紗理奈は、「非公開もそうですけど、タイミングが、報道がちょっと、統一教会問題について少なくなってきたじゃないですか?」と指摘。
さらに、「そのタイミングでやるっていうのもセコいな、みたいな」と、報道が落ち着いた頃合いを狙った細田議長の思惑に苦言を呈した。
関連記事:杉村太蔵、旧統一教会信者の扱いをめぐり懸念 「差別の助長になるのでは」
■エイト氏に取材継続も懇願
鈴木はその後も、「ちょうど世間の反応も見ながら、『このタイミングやとあんまニュースにならないしやっときましょう』って」など、細田議長の狙いを続けて推察する。
また、教団の報道について「本当に幕引きを、全部計算してて読んでたのかなみたいな感じなんで… しつこくエイトさんお願いします」と、問題が風化しないよう取材を続けることをエイト氏に懇願した。
・合わせて読みたい→杉村太蔵、旧統一教会信者の扱いをめぐり懸念 「差別の助長になるのでは」
(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)