『ねほぱほ』出演の元K−POPアイドル練習生、デビュー決まるも悲劇　事務所が倒産し…

3日放送の『ねほりんぱほりん』（NHK）には、元K－POPアイドル練習生が登場。今回、そのうちの1人が、デビューが決まるもその後待ち受けていた悲劇を語った。

■2人の元練習生がゲストに

今回番組に登場したのは、元K－POPアイドル練習生である韓国人男性のキム・チョルスさんと、日本人女性のななこさん。

なお、ななこさんは高校を卒業してから渡韓し1年間練習生として活動。一方のキムさんは高校3年生から19歳まで2年ほど練習生をしていたとのことだ。

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■両親に大反対されたが…

K－POPアイドルの練習生になるためのオーディションは世界各国で開催されており、審査項目は主に歌とダンス。3回以上の厳しい審査を通過しなければ練習生になることはできず、多くの応募資格は10代からに限られているそう。

そんなK－POPアイドルの練習生だったキムさんは、ラッパーを探していた事務所に即合格。その後、両親から芸能活動を大反対されるも「サポートできるのは2年だけ」という約束で、住んでいた田舎からソウルへと渡ったとのこと。

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■4人でのデビューが決定

そして、練習生になり2年目でデビューが決まったキムさん。事務所の社長から4人組グループでのデビューをいきなり発表されたそうで「ホントに表情が隠せないぐらいにめっちゃ嬉しかった」と、その当時の胸の内を明かす。

その後、社長に「来月から音楽番組に出るから準備ちゃんとしておいて」と言われ、メンバーと準備をしていたというキムさん。しかし来月になってもスケジュールが出ず、突然事務所の電気がつかない状態になったという…。

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■社長が逮捕され…

一方、このキムさんの話に聞き手のYOUは何かを察し「あぁ、あぁ…」とショックを受ける。キムさんによると、あるとき急にプロデューサーから社長が逮捕されたことを伝えられたそうだ。

さらに、事務所はスタッフの給料や電気代の未払いなどが多く、キムさんたちはデビューした月の終わりあたりから倒産していたことをそこで知ったという。

やっとデビューが決まるもやむなく解散してしまったキムさんたち。だが、キムさんは「音楽はやめたくない」という強い意思のもと、現在は日本と韓国のアイドルの曲を作っているとのことだ。

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（文／Sirabee 編集部・綿 つゆ子）