西島秀俊、50歳でオファー急増の理由 現場での「ある行動」が関係者から好評
ドラマ『警視庁アウトサイダー』で主演を務める西島秀俊。最近、彼へのオファーが増えていて…。
放送中のドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)で主演を務める西島秀俊。かねてから俳優として多くの実績を残してきたが、ここ数年改めて彼を評価する声があがっていて…。
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■少々頼りない刑事役
『警視庁アウトサイダー』は、元警視庁組織犯罪対策部に所属していた強面の刑事と冤罪の父を持つエース刑事、成り行きで就職してしまった新人女性刑事の3人が、様々な事件に挑む物語。主人公の強面の刑事役を西島が、秘密を抱えるエース刑事役を濱田岳、新人女性刑事役を上白石萌歌が演じている。
西島は見た目は極道ながら血を見ると卒倒してしまうなど、少々頼りない刑事を熱演し、SNSでも話題だ。
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■同世代の俳優の中でも出演が多い
西島はかねてから多くのドラマや映画に出演しており、今や彼を知らない人はいないだろう。今年3月で52歳になるが、アラフィフになっても俳優業は好調だ。
21年のドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)、同年の映画『きのう何食べた?』、『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE-』、昨年のドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系)や映画『シン・ウルトラマン』など、話題作に出演。
あるテレビ局関係者は、近年の西島についてこう評す。「竹野内豊さんや福山雅治さんなど同世代の俳優と比べても、西島さんのドラマや映画の出演本数は群を抜いています。他の50代の俳優の中には、連ドラは2~3年に1本という人も少なくありませんからね」(テレビ局関係者)。
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■「どんなキャラクターも演じられる」
近年、西島にドラマや映画のオファーが殺到するのはなぜだろうか。
「何よりも、演技力の高さにあります。21年の『劇場版 奥様は、取り扱い注意』では激しいアクションシーンをこなし、映画『きのう何食べた?』では内野聖陽さんと共にゲイのカップルを演じ、ドラマ『ユニコーンに乗って』ではパソコンが苦手な中年サラリーマン役…と全く異なるキャラクターを華麗に演じ分けています。最近はドラマの企画会議で西島さんの名前があがることが多いそうです。『彼がいれば大丈夫』という信頼があるのでしょう」(前出・テレビ局関係者)。
もちろん、西島は以前から俳優として絶大な功績を残しているが、年齢を重ねて演じられる役柄が増えたことで再評価されているのだろう。
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■現場での人柄も評価されて…
高い演技力に加えて、人柄も好評なようだ。前出のテレビ局関係者が続ける。
「昔から誰に対しても優しいですね。以前、あるドラマの現場で若手のスタッフがミスをしてしまい、先輩のスタッフから怒られて落ち込んでいたことがありました。すると、西島さんはそのスタッフに近寄って、『どうしたの? 大丈夫?』と優しく声をかけて慰めていたそうです。そういう気遣いが自然にできる人なんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
「ベテラン俳優」ながらその座にあぐらをかかず、演技力に磨きをかけ、気取ることのない西島。そんな彼へのオファーはますます増えていくことだろう!
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)