おにぎり専門店で「常識外れすぎる」品を発見 とんでもない中身に目を疑う…
SNSで話題になっているおにぎり専門店「ぼんこ」。実際に食べてみると…。
古くから老若男女問わず、たくさんの人に愛されているおにぎり。スーパーやコンビニでお手軽に買うことができ、家庭で作る機会も多いことだろう。
いま、おにぎりを求める人で長蛇の列ができるお店があって…。
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■行列ができるおにぎり専門店
件の店舗は1月18日、東京・新宿にオープンした「ぼんこ」。おにぎりに特化した専門店だ。
当初はテイクアウトのみだったが、1月26日から店内でも食べられるように。お昼時になると長蛇の列ができ、SNSでも話題になっている。
「ぼんこ」の名前を聞いてピンときた人もいるかもしれないが、こちらは東京・大塚にあるおにぎり専門店「ぼんご」の系列店。「ぼんご」は1960年に創業して以来、連日多くの人が訪れる人気店だ。この度、新宿に爆誕したのは「ぼんご」で修行したスタッフが開いたもの。
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■お昼時は2時間待ちも…
おにぎりという庶民的な食べ物になぜ、ここまで惹きつけられるのだろうか。その理由を解明するには食べてみるしかない。
2月初旬、新宿の「ぼんこ」に足を運んだ。平日の13時過ぎに訪れたところ、お店には30~40人ほど並んでいた。店内で食べるために待っているようで、並んでいる人に話を聞いたところ、なんと2時間待ちだという。
記者は事前にテイクアウトで予約していたので、すぐに商品を受け取ることができたが、店内で食べる際は相当の覚悟が必要かもしれない…。予想以上の人気に驚きつつ、自宅に持ち帰って食べることにした。
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■変わり種の具材を食べてみると…
メニューは、うめやしゃけなどおなじみの具材から、うにくらげ、ペペロンチーノといった変わり種まで幅広く扱っている。記者は、じゃこ生七味(350円)、卵黄醤油漬け(350円)、明マヨクリームチーズ(400円)、ペペロンチーノ(400円)を購入。
今回は”変化球”主体で攻めることに。おにぎりはどれも手のひらがほとんど隠れるくらいの大きさで、ずっしりと重さを感じる。
まずは、じゃこ生七味からいただく。ややピリッと舌が痺れる山椒系の辛さで味付けされたじゃことご飯の相性は抜群。具材もしっかり詰まっていて、パクパク食べられる。
卵黄醤油漬けは、卵が半熟でトロっとして驚いた。醤油は出汁が効いており、変に塩辛くなく、あっさりした味付け。これは大人から子供まで好きなやつだ…。
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■「常識外れ」の具材に衝撃走る…
続いて、明マヨクリームチーズを頬張る。中には明太子とクリームチーズがたっぷり入っていて、非常に濃厚だ。
ご飯の熱さでチーズがほんのり溶け出し、米一粒一粒とよく絡む。最後に、メニュー表を見て最も気になっていたペペロンチーノに手を伸ばす。
記者はラーメン二郎でニンニクをマシマシにする”にんにく信者”なので、ペペロンチーノは大好物。だが、おにぎりに入れるのは無理があるだろ…。
そんな疑いは一口食べた瞬間、吹き飛んだ。中にはソーセージ、にんにく、唐辛子が大量に詰め込まれてパンチが効いている。わずかに高菜も入っており、ご飯が進む味付け。
むしろ、パスタよりおにぎりのほうが合うのではないか…。食後にはそう思ってしまうほど、常識を覆す一品だった。
ちなみに、おにぎりは全50種類で、600円で2種類の具を一つのおにぎりに入れることも可能。組み合わせによっては、ペペロンチーノのように、いい意味で”常識外れ”の具材が他にも見つかるかもしれない。
これまで抱いていたおにぎりに対するイメージを変える「ぼんこ」、ぜひ足を運んでほしい。
【店舗詳細】
おにぎり専門店「ぼんこ」
東京都新宿区新宿3-14-23 マヤビル1階
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)