サウナーにも人気のVIO脱毛 若い女性ではすでに3人に1人が…

コロナ禍以降、「ひげ脱毛」の広告が増えたが、VIO脱毛する人もじわじわと…。

2023/02/11 05:45


レーザー脱毛

コロナ禍以降、リモートワークで無精ひげが伸び、毎日ひげ剃りをしない人が増えたせいか、「ひげ脱毛」をアピールする美容外科やエステサロンの広告も増えている。脱毛といえば同じく最近同じく注目を集めているのが、「VIO脱毛」だ。


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■欧米では一般的

VIO脱毛は、鼠径部や肛門周辺のいわゆる陰毛を処理すること。毛の生える部分の形がアルファベットの「V・I・O」の形に似ていることから、このように呼ばれる。

体毛の中でも太くて毛量が多い陰毛は、脱毛完了までに時間も回数もかかるが、ムレや匂いなどを防いで清潔さを保つことができる。とくに欧米では剃ったり整える人が多いようだ。日本では、どれくらいの人が行っているのだろうか。


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■全体では1割程度

Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、VIO脱毛の経験があると答えたのは全体の12.2%。まだ、かなり限られた割合だ。

日本では、「毛も生えていない若造」といった表現もあり、第二次性徴によって陰毛が生えていることが評価されるような価値観もあるのかもしれない。

VIO脱毛


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■10〜20代女性では3割超え

ただし、VIO脱毛の経験者は、男女・年代による差がかなり大きいようだ。最も割合が高かったのは10〜20代女性で、じつに34.2%。30代女性が27.4%で続く。女性の場合、月経の際の不快感を抑えるためにもVIO脱毛を行う人が多い。

一方、男性は全ての世代で女性を大きく下回った。ただ世代差も大きく、男性でも10〜20代では12.0%に及んだ。現在、男女ともに大ブームとなっているサウナファン(サウナー)の世界では、男性でもVIO脱毛を行う人が増えているという。

VIO脱毛

医療用レーザーや針などを使用した永久脱毛の場合、何回か脱毛を続けた部位からは毛が生えてこなくなるため、行う場合は若い時にしてしまうようが長くメリットを享受できる。

昨今は、自分が介護される立場になった際、「下の世話で迷惑をかけたくないから」といった声も聞かれる。脱毛の世界は、さらに拡がっていくかもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年1月18日~1月21日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)
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