「凍りついたサメ」がビーチに打ち上げられる 記録的な寒波の影響か
砂浜一面が凍ったビーチでサメが凍死? 恐ろしすぎる絵面に人々の背筋も凍りつく。
寒波による猛烈な寒さの影響か、まるで泳ぎながら凍ってしまったかのようなサメの死体がビーチに打ち上げられ、目にした人々に驚きとショックを与えている。『NDTV』『ABC News』などの海外メディアが報じた。
■記録的な大寒波
今月初めにアメリカ北東部を襲った強い寒波の影響で、ニューハンプシャー州のマウントワシントンでは観測史上最低のマイナス78℃を記録した。
またマサチューセッツ州ボストンではマイナス23℃と、日中の気温としては過去最低を記録。北東部の広い範囲が、記録的な寒さに見舞われていた。
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■無人のビーチに凍ったサメが…
サメの死体が発見されたデニスのコールドストレージビーチでは、砂浜一面が氷に覆われており、現場がいかに寒かったかを示している。
SNSに投稿された写真では、鋭い歯をむきだしにして口を開けたままのサメが、人気が全くない凍りついたビーチに静かに横たわっている。
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■死因は寒さではない?
あまりの寒さに泳ぎながら凍りついてしまったかのようだが、サメ研究者のジョン・チザム氏によると、このサメの死因は寒さとは関係がないようだ。
サメはホオジロザメに似た種のニシネズミザメで、写真では顔の側面に大きく抉れた傷を負っていることから、死後に潮の流れによって打ち上げられたものだという。
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■未知の驚異に怯える人も…
決して小さくないサイズのサメが凍ったままの姿で陸に打ち上げられている写真は、すでに息絶えているにも関わらず、多くの人々に衝撃を与えていたようだ。
SNS上では「解凍したら動き出しそう」「このサメにここまでの怪我を追わせたやつがいるってこと?」などのコメントが寄せられている。