マハラージャン、遊び心あふれる『くらえ!テレパシー』で切り開いた新境地
マハラージャンが2月15日に最新シングル『くらえ!テレパシー』をリリース。インタビューにて同作の魅力に迫った。
■あの“名曲”の裏話
────今作『くらえ!テレパシー』と同様に、今まで『eden』『君の歯ブラシ』『僕のスピな人』『その気にさせないで』など様々な恋愛系の楽曲を作られてますが、これらは想像と実体験どちらに基づいているのでしょうか。
マハラージャン:どっちもですが…『君の歯ブラシ』は実体験です。
────え、あの元カノの歯ブラシで便器を磨くやつですか?
マハラージャン:そうです。でも、大したことないですよ! 歯ブラシを取ってシャカシャカして捨てるだけですから! それをわざわざ、メロディーにのせて大声で歌ったんです。
────驚きました…が、実体験だからこそあそこまで最高な曲に仕上がったかもしれませんね。
マハラージャン:そうなんです。これも自分の言葉だから体重が乗るんです。
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■名曲カバーで気づいたこと
今作のカップリングは電気グルーヴ『Shangri-La』のカバーとなっている。選ぶに至った経緯はなんだったのだろうか。
マハラージャン:まず「好きだから」が第一です。今までCDをリリースするたびに、CDでしか聞けないカバー曲を入れていて…ゴダイゴさんの『モンキー・マジック』、山下達郎さんの『BOMBER』、C-C-Bさんの『Romanticが止まらない』。
もう少し新しい曲を選んでみようと考えて、その中でアンセムだと思えると考えたらこれだと。アニメのイメージにも合いますしね。
────実際にカバーしてみていかがでしたか?
マハラージャン:先人が生み出した珠玉のものなので、アレンジにはそれほど時間はかからなかったです。というのも、元の曲が本当にいいんです。メロディーとコードだけでめちゃくちゃよくて、そもそもの曲が強いとどういうふうに転んでもいいんだ…という驚きもありましたね。
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■ファンへ届ける「また聞きたい」
────5月には日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ『日比谷大宴会~外~』を控えていますが、どのような姿を見せていくなどの構想はあったりしますか。
マハラージャン:去年、全国ツアーを開催したときにものすごく成長できたという実感があって、自分のライブに自信がついたんです。言い方はダサいかもしれませんが「かっこいい音楽」をお客さんに届けられるようになった、パワーが増したと思ったんです。
まずは音楽がいいというのを感じていただきたくて。そもそも、マハラージャンが好きな人って、音楽が好きな人が多いと思うんです。「ハードル」を超えてきた人たち…何がとは言いませんが(笑)なのでそういう人たちに「また聞きたい」と思わせるようなすごいライブをやります。
────それはとても楽しみです! それでは最後にファンの方へ向けてコメントをいただけますでしょうか。
マハラージャン:この『くらえ!テレパシー』は通勤通学に聞くと気分が上がると思うのでぜひ聞いてほしいです。
あとこれからMVが配信されるんですけど、それが監督曰く「今年の最高傑作になった!」と。まだ一月なんですけどね(笑) それも楽しみにしていてください。
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(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心)