ただ嫌いなだけではない… 約半数が「苦手に感じる相手」にでもしている努力
どんな人に対しても、親しく接することができればいいのだが…。
誰にでも、合わない人や苦手な相手はいるのかもしれない。たとえ苦手な相手であっても、なんとかいい部分を探す努力をする人も多いようだ。
■約半数、苦手な相手のいい部分を…
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で49.9%が「苦手に感じる相手でもいい部分を探すようにしている」と回答した。
男女別では、男性が48.5%、女性が51.3%となっていた。
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■若い男性が高い割合に
性年代別では、10〜20代の男性が一番多い割合になっている。
また40〜50代では、男女間で差が大きいのも印象的だ。
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■距離を取れない相手なら
苦手な相手でもいい部分を探そうとする30代女性は、「苦手な人と距離を置けるなら、それが一番いいと思います。しかし会社の人などは、嫌いでも付き合いを続けなくてはいけません。なので身近にいる人に対しては、なんとかいい部分を探そうとはしてします」と考えを話す。
会社の先輩に苦手意識を持っているが、「先輩は気が強すぎるところが苦手なのですが、仕事ができて頭も切れる人なんです。私にない部分なので、そこは尊敬するようにしています。ただあまりに嫌な部分が見えた日には、さすがに我慢も限界にはなりますが…」と続けた。
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■苦手意識を持つと無理
苦手な相手はなにがあっても受け入れられないという20代女性は、「苦手意識を持ってしまうと、その後にどんなにいいことがあっても嫌いな気持ちはなくなりません。いけない癖だとはわかっているのですが、感情的な問題なので自分ではどうすることもできなくて…」と思いを述べた。
自分なりに努力しているようだが、「嫌いな人いい部分を探すように、努力することもあります。しかしすでに自分の中で嫌な気持ちが広がっているために、悪いところにしか目が行かなくて…。私が苦手だと思っている相手と仲良くしている人もいるので、相性の問題が大きいのでしょうね」とも語っていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女1,000名