本当は嫌だけれど… 約8割が「おせっかい」をされたときに取った対応に共感
人に親切にする行為は、とても大切なことなのだが…。
人から親切にされたなら、ほとんどの場合にはうれしい気持ちになるだろう。しかしあまりにもおせっかいすぎるときには、嫌な気持ちになってしまうこともあるようだ。
■約8割、おせっかいを断れず
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で76.7%が「おせっかいをされて断れなかった経験がある」と回答した。
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■軽く言っただけなのに
会社の先輩におせっかいをされた20代女性は、「職場で隣の部署に入ってきた男性の容姿のレベルが高く、隣の席の先輩に『かっこいい人ですね』と言ったんです。そこから先輩は持ち前の行動力で、私のためにその人がいる部署との飲み会をセッティングしてくれました」と当時を振り返る。
そこまでしてほしいと望んだわけではないようで、「私は恋愛感情を持ったわけでもなく、ただ客観的にイケメンだと思っただけです。それなのに、勝手なことはやめてほしいと思いました。仕方がないので、飲み会には行ったのですが…」と愚痴を漏らした。
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■おせっかいで助かった経験も
同期のおせっかいに助けられた20代男性は、「いつもおせっかいがすぎるために、苦手に思っていた同期がいました。しかし僕の仕事があまりに忙しいときに、その同期が手伝ってくれたんです。いつもは余計な手助けをしてくるのでうっとうしいと思っていたのですが、そのときは本当に助かりました」と話す。
さらには、「それからは、同期が余計なおせっかいをしてきてもイラッとしないように気をつけています。少しずれているところがあっても、こちらのことを思ってやってくれていると気づいたので…」と続けた。
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■おせっかいして失敗
おせっかいをしてしまう30代女性は、「自分はよかれと思ってやったことが、相手にとってはおせっかいになることがよくあります。先日も会社に中途採用で入った人が大変そうだったので、仕事を手伝ったのですが…」と語る。
しかし手伝ったのは失敗だったようで、「『仕事を覚えてもらっているから、勝手に手伝わないで』と上司に注意されました。物事を深く考えないで、思い立ったらすぐに行動してしまう性格がいけないんでしょうね」と自分を分析した。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女1,000名