ハンバーガー店で「6文字の遺言」残す人が続出、一体なぜ… その背景に思わず納得
近ごろ、バーガーキングを訪れた人々が意味深なメッセージを残している。半ば「遺言」となったその言葉に従うと…。
昔の人々の経験の蓄積によって生まれた知識・技術などは「先人の知恵」と称される。現代に生きる我々が危険を回避しながら生活が営めているのは、この先人の知恵に依るところも大きい。
なお現在ツイッター上では、バーガーキング店舗を訪れたユーザーたちがこぞって「遺言」のようなメッセージを発しているようで…。
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■バーガーキング、何かがおかしい
バーガーキングでは17日より、期間限定メニューとして「キング・イエティ ザ・ワンパウンダー」なる商品を販売中。
ツイッター公式アカウントでも「直火焼きビーフパティ4枚にゴーダチーズを6枚重ね、たっぷりのホワイトチーズソースで仕上げました!」「インパクトのある見た目からは想像できない、マイルドで食べ飽きないおいしさの超大型チーズバーガーです!」と激推しされている同商品は、総重量507g、総カロリー1,495kcalとなっている。
もはや「二郎系ハンバーガーの到達点」と呼んでも過言ではない同商品にはラスボスの風格が漂っており、発売初日より多くの勇者たちが挑んでいった。
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■遺言となった「6文字」は…
Sirabee編集部でも発売初日に実食し、食レポに挑んだ編集部員がいたのだが「これやり過ぎですよね…」という一言を残し、その後は消息が絶たれている。
該当記者は最後に「ハーフカット」というテクニックの存在を仄めかしており、ツイッターにて「バーガーキング」「ハーフカット」でツイート検索をかけたところ、やはり「ハーフカットにすべきだった」「次はハーフカットで食べたい」など遺言じみた投稿が多数確認できたのだ。
そこで今回は「午前中の健康診断」を終えた後という絶好のタイミングにて、件のラスボスメニューの「ハーフカット」に挑戦することに。
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■めちゃくちゃ合理的な「ハーフカット」の利点
ちなみに「ハーフカット」とは注文時に伝えることで、商品を文字通り「半分にカット」した状態で提供してくれる無料サービス。
ハンバーガーといえば、やはり手に持って豪快にかぶりつくのが一番美味しい食べた方なのだが…今回の化け物バーガーは重量感が半端ではないため、かぶりついた際の圧力を受け、具材がボロボロ溢れてしまうリスクが大きい。
「ハーフカット」はそうしたリスクを軽減できる、非常に合理的な食べ方と言えるのだ。
今回、バーガーキング公式に同メニューの攻略法を尋ねた際も、「食べやすい『ハーフカット』がオススメです」「半分にカットしてご提供いたしますので持ちやすく、肉汁とチーズの美味しさたっぷりの中央部から食べることができます」とのコメントが得られたのだった。
実際にハーフカットで注文してみると、公式のアドバイス通りチーズがたっぷり詰まっている中央部から食べられるため、一口目から満足度が非常に高いことが判明。
もちろん、具材が溢れないよう調節しつつ食べられる点も嬉しく、逆に「ハーフカットなし」で食べた人々はどのような地獄を体験したのか気になってしまった。
また当然ながら、ハーフカットはあくまで「半分にカットしただけ」であり、トータルの総重量並びにカロリーは全く変わっていないことを覚えておこう。
健康診断中による「断食ブースト」を受けた記者はペロリと半分を平らげたのだが、続くもう半分の中盤にかけては相当な苦行で、改めて同メニューの「ラスボス」としての風格が感じられた思いである。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)