960万再生超えの「至高の唐揚げ」は本当に美味いのか? 実際に作ってみたところ…
料理研究家・リュウジ氏の大ヒットレシピ「至高の唐揚げ」を試してみたら。想像以上のクオリティに驚いた。
日々、簡単調理で作れる料理から本格期な料理のレシピまで生み出している料理研究家・リュウジ氏。多種多様なレシピを公開しているが、中にはYouTube上で再生回数が960万を超えたメガヒット作もあるという。
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■「めちゃくちゃおいしい」の声も
そのレシピが紹介されているのが、20年の8月9日にアップされた「これのせいで居酒屋で唐揚げ食べなくなってしまった 世界で一番旨い唐揚げ【至高の唐揚げ】『Japanese fried chicken』」という動画。
リュウジ氏が居酒屋の唐揚げが食べられなくなるレベルで美味しいという「至高の唐揚げ」の作り方を紹介しており、実際にコメント欄には「この動画で一発で作れて感動した! 人生変わった!」「めちゃくちゃおいしい!」「作ってふるまったら大絶賛の嵐でした」と絶賛の声が多数寄せられている。
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■まずは漬け込みから
これは気になる…ということで数年の時を超え実際に作ってみることに。
はじめに鶏もも肉(320g)を小さめサイズにカットしてボウルに移したら、そこに醤油(大さじ3強)、みりん(大さじ1)、酒(大さじ1)、味の素(8振り)を投入する。
次ににんにく(1片)を擦り入れ、 ナツメグも5振りほど入れて混ぜ合わせる。ナツメグは料理初心者の場合馴染みがないかもしれないが、ほんのりとした甘さとスパイシーな香りが割と重要。また、リュウジ氏のレシピでは度々登場するため、この機会に用意しておくといいだろう。
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■火加減は「中火」
全てを混ぜ合わせたら、これを常温のまま20~30分程度漬け込んでいく。ここで冷蔵庫に入れてしまうと後の調理法では火が入り切らなくなる可能性があるため注意しよう。
漬け込みが完了したら、片栗粉をまぶして揚げるだけ。サラダ油の量は鶏肉が半分浸かるくらいでいいという。
一般的な揚げ物のレシピではよく油の温度が記されていることが多いが、リュウジ氏は「中火」とざっくり紹介しており、温度計がない人でも作りやすくなっている。
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■一口でわかる激ウマ
完成した唐揚げがこちら。見た目はいい感じだが、肝心なのは美味しいかどうかだ。
実際に食べると、これが激ウマ。カリッとした衣とジューシーな鶏肉はもちろんのこと、にんにくとナツメグが効いた醤油ベースの味付けが絶妙なのだ。動画ではハイボールと合わせていたが、当然ご飯とも相性バツグン。個人的にはもう少しにんにくを効かせてもいいかと感じたが、美味しいことは間違いない。
なお、気になる加熱具合だがリュウジ氏の「トイプードル色で取り上げる」の指示通りで、ふんわり柔らかい完璧な火の通りになっており驚いた。
味のクオリテオィはもちろん、料理初心者に優しく寄り添っているあたりこの動画が大ヒットしているのも頷ける。気になた人は是非試してみてほしい。