道で人とすれ違うとき… 7割超の日本人が「あのジレンマ」に遭遇していたと判明
街中で人とすれ違う瞬間に起こり得るあの奇跡。なんと日本人の7割以上が「連続してのシンクロ」を経験しており…。
「意思の疎通」と「動作のシンクロ」には深い関係があるように思われるが、ときには「意思が疎通できていないゆえに動作がシンクロしてしまう」という現象も起こり得る。
たとえば、街中のこんなシーンで…。
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■地味によくあるこの現象
街中を歩いている際、前からやって来る人を避けようとしたにも関わらず、相手が全く同じ方向に動いてきた…という経験は、誰しも一度はあるだろう。
そうなってくると当然また相手を避けようとするワケだが、運が悪ければ進行方向が再度シンクロし、さらには「二度あることは三度ある」状態に突入してしまうケースも考えられる。
果たして、こちらの現象を連続で経験したことがある人は、どれくらいいるのだろうか…。
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■「経験あり」が圧倒的多数
今回は、全国の10〜60代の男女1,000名を対象として「人とすれ違う瞬間、連続して『同じ方向』に動いた経験があるか」に関する調査を実施。その結果、全体の73%もの人が「経験あり」と回答していたことが判明したのだ。
よくよく考えると、この現象が1回発生するには最低でも2人以上の人数が必要となるため、経験者の数が多いことにも納得である。
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■世代ごとの傾向を見ると…
なお、いずれの年代も半数以上が「経験あり」と答えていたのだが、年代が上がるごとに「経験なし」の回答比率が上昇している。
たとえば、最も「経験あり」と回答した比率が高いのは10〜20代で、こちらは79.8%。一方で比率が最も低い60代は54.7%で、10〜20代とは25ポイントもの差がついている。やはり年長者を敬う気持ちから、率先して道を譲る若者が多いということだろうか。
道の譲り合いによる連続したシンクロを避けるため、日常から洞察力を磨いておこう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)