徳光和夫、中日の侍ジャパン壮行試合に独自見解 「日本野球が優れている」
徳光和夫が3日のWBC日本代表壮行試合について持論展開。巨人勢の活躍にも言及。
4日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が3日の中日ドラゴンズ戦に敗北したWBC日本代表について持論を展開した。
■壮行試合に言及
3日の壮行試合について徳光は「たしかにすごい顔ぶれだし、本当にこれまでで最強の顔ぶれではないかなと思うんでございますけども。昨日はエキシビションマッチでしたので」と語る。
続けて「負けちゃいましたけども、僕はね昨日の試合をダイジェストで見ながら、今年の中日は強いなと思いまして。中日はこの試合は大メリットだったんじゃないかなっていうふうに思えてなりません」とコメント。
さらに「うち(巨人)の大勢はちょっと心配になったんでありますけどね」と話した。
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■巨人選手の活躍を称賛して…
番組中盤の「朝刊ウォッチング」のコーナーでは、3日の試合を改めて振り返り、巨人の戸郷翔征投手や楽天の松井裕樹投手が失点を重ね敗北したことが紹介される。
徳光は「5番手で登板しました巨人の大勢投手は三者凡退に抑えました。岡本選手は3試合連続ヒットで、ヤクルトの村上選手もようやくヒットを放ちましたんで、打線はここから出てくるんじゃないかと思いますね」とコメント。
WBC日本代表の今後についても「名刺代わりですよ、昨日の試合は」と心配していない様子を見せた。
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■OBの分析を紹介
さらに徳光は元埼玉西武ライオンズ監督で第1回WBC日本代表でコーチを務め世界一に貢献した辻発彦氏が中日戦の敗戦は「WBCのボール」と指摘し、「野手も力の入れ具合が難しい」などと解説した記事を紹介する。
また元千葉ロッテマリーンズで解説者の里崎智也氏が「韓国戦の先発にダルビッシュ投手、中継ぎに今永昇太投手を投げさせるのではないか」と分析したことに言及した。
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■日本の野球が優れている
OBの解説を踏まえた徳光は「ダルビッシュや大谷はある程度ボールに慣れているので、よろしいんではないかなと。ボールのこともありますけどね、日本の野球が優れているんだよ」とコメント。
続けて「言い過ぎだっていうふうに言われるかもしれませんけど、中日ドラゴンズ1チームで外国のどこかのチームには勝てますよ。そのぐらいやっぱり日本の野球はやっぱり緻密であり、中日の選手だって同じボールを使っていたわけです。それで24日で2点しか取られてないっていう。小笠原なんて見事なピッチングでしたよね」と話していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)