親の顔より見たモアイ… 羊毛フェルトで作ったあいつが「エモすぎる」と話題に
フェルトがさらなるエモさを強調…! 誰もが見たあのワンシーンを再現した「作品」が話題に。
最近よく聞く「エモい」という表現だが、あなたにとってのエモさとは何だろうか。今ツイッターでは、そんなエモさをある素材で表現した作品が話題を呼んでいる。
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■超エモいじゃないですか…!
「エモいっていうのがよく分からなかったので、多分こうだと言うのを作ってみました」とコメントを添え、羊毛フェルトで作った「モアイ像」を作ったのは、普段から羊毛フェルトを駆使した「モフかっこいい」作品を中心に作っているtakebonさん。
モアイそのもののクオリティがじつに高く、撮影時ライティングの妙か陰影の加減も素晴らしい。羊毛フェルトの質感も味がある。
…はい。アニメファンならここでピンときたはず。この2体並んだモアイ像、旧バンダイビジュアルの「EMOTION」レーベルのVHSやDVD冒頭で見るあのロゴマークである。いろいろエモくて最高。
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■「脳内に、あのメロディが流れる」と反響
羊毛フェルトだけで作られた素晴らしいモアイ像に感激したツイッターユーザーは数多く、ネットでは「間違いなくエモい」「再現度高すぎです」「エモいうえにモアいですね」「フェルトで作ったというのがまた凄い!!」と大反響。
また当時見た映像を思い出し「なんかどっかでみたなぁと思った」「脳内に、あのメロディが流れる」「懐かしい気持ちになるのがエモいと理解しました」などのコメントも寄せられている。
記者は投稿者・takebonさんを取材した!
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■「エモい」から「モアイ」と連想して
製作者のtakebonさんがモアイでエモい作品を作ったきっかけは、TVなどで「エモい」というワードが「エモーショナルな」ということだと知ったときのこと。
「エモい → エモーショナルな → EMOTION → モアイと連想できてしまい、作ってみようと思いました」このモアイを一つ作るのに時間は、1体3~4時間程度。土日で1体ずつ作成したという。
「過去にもっと難しい作品を作ったこともあったので、造形自体はそれほど難しくはありませんでした。工夫した点は、陰影を複数のグレー羊毛を使って表現したところです」とポイントも教えてくれた。この工夫が、「あの映像」の特徴を上手く表現しているわけだ。
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■羊毛フェルトは「思った以上に造形できる手法」
Takebonさんはガンダムのモビルスーツなど、羊毛フェルトらしくない「モフカッコいい」メカを作るのを得意とするクリエイター。羊毛フェルトで「モフかっこいい」作品を作ろうと思うようになったのは、5年ほど前、仕事が落ち着いて自分の時間ができるようになってから。
「せっかくなので何か趣味でも作れないかと思い、100均に行ってクラフト系のキットをいくつか試し、その中で出会ったのが羊毛フェルトでした。思った以上に造形できる手法だとわかり、好きだったガンダムのモビルスーツを作っていったら、少しずつ上達していきました」(Takebonさん)
そして、羊毛フェルト制作の道にのめり込んでいったtakebonさんだが、これまで作った作品は、大体40作品程度だという。ちなみに、他の作品でバズった作品を伺うと、「過去に一度だけ1万を超える『いいね』を頂いたことがあります」と、過去のこの投稿を教えてくれた。もっと見たいぜこの世界観…!
#俺が作るとこうなる
針仕事です。 pic.twitter.com/tmTfiQE5Iy— takebon (@takebon11) January 28, 2022