ビートたけし、WBCと日本の「ボールの違い」に驚き 「縫い目が…」
ビートたけしが『TVタックル』でWBC球と日本の公式球を握り、その違いを解説。
5日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)でビートたけしがWBC球と日本のボールの違いに驚きの声を上げた。
■江川氏と松中氏が出演
元読売ジャイアンツ投手の江川卓氏と元福岡ソフトバンクホークスで第1回WBCメンバーの松中信彦氏を迎え、1時間WBCについて語った今回の『TVタックル』。
芸能界屈指の野球通として知られるたけしは「俺も歳をとったなあと思って。ダルビッシュは36(歳)? 高校の頃から知っているぜ」と苦笑いを浮かべる。
さらに「江川さんなんか見に行ったもん。作新学院だよ。トレードされてジャイアンツのとき、日ハムかなんかかなあ、後楽園で2月にホームランを打たれたのを見て」と振り返る。江川氏が「打たれたところばかり…」と愚痴をこぼすと、「いやあ、すごいのはもちろん」と称賛した。
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■たけしがボールを握り…
話題は今月開催されるWBCに。ダルビッシュが若手選手へアドバイスをしていることについて松中氏は「ボールが違うので、日本のメジャーのボールが違うのでその使い方だったり」と解説する。
その後たけしは実際にWBCで使われるボールと日本のボールを握り「ちょっと触ってみると笑っちゃうんだけど、日本のは縫い目が高いんだよね。シームっていうの? これが引っかかりがいいんだけど」と話す。
続けて「メジャーの球ってすごい引っかからないんだよね。これはぜんぜん違うわ」と驚いた。
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■江川氏が解説
たけしはさらに「これでマウンドが硬いだ柔らかいだってやられたら…。これは変化球かなんか…」と危惧する。
話を聞いた江川氏は「日本のほうが皮にしっとり感というかね、水分があるんですよ。向こうのはわりと乾いているんですよ。だからツルツルしているという表現を使う」と解説した。
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■フォークボールへの影響は?
江川氏は日本人投手が得意とするフォークボールへの影響ついて「フォークボールって抜くボールなんですけど、抜くまでは引っかかっていないとダメなんですよ。抜く瞬間に引っかかっているものを抜きたい」と語る。
そして「メジャーのボールだとスベスベしているので、抜く前にポーンと抜けちゃうので、人によってはフォークが落ちないということが起きている。これは人によるんですよ」と解説していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)