ダルビッシュ、WBC韓国戦で「感動しました」 先制後の日本チームが…
ダルビッシュ有投手が、韓国戦について「いいところがたくさんあった」と振り返った。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のダルビッシュ有投手(サンディエゴ・パドレス)が11日、自身の公式ツイッターを更新。きのう10日に行われたWBC1次ラウンド・日本対韓国の試合を振り返った。
■韓国戦で登板
野球日本代表「侍ジャパン」はきのう10日、東京ドーム(東京都文京区)で韓国代表と対戦。ダルビッシュ投手は先発で出場した。
2回までは無失点に抑えたものの、3回で韓国打線に捉えられる。はじめに二塁打を許すと、続くバッターにスライダーをレフトスタンドに運ばれ2ランホームランに。その後も送球ミスがピンチを招き、タイムリーヒットで1点を奪われる。3失点を喫したダルビッシュ投手は4回から今永昇太投手と交代した。
一時は劣勢となった侍ジャパンだったが、3回の裏に4得点で逆転。5回から7回で計9得点とし、最終的には13対4の大勝に終わっている。
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■ダルビッシュ投手「感動しました」
一夜明けたきょう11日、ダルビッシュ投手はツイッターを更新し、試合を振り返ったツイートを投稿。まず、「昨日、2011年以来の日本のマウンドに立つことができました。2012年の渡米以来何度も夢に見た日本のマウンド、本当に幸せでした」との心境を明かす。
続けて、「3点先制された後のファンの方々、ベンチ、ベンチ裏のまとまりがすごく日本全体で試合をしているのを肌で感じ感動しました」とつづり、見事に逆転を果たした日本チームの団結力に感嘆した。
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■プレイを総括
先制点を献上したダルビッシュ投手は、「正直コンディションや球の精度はまだまだで、楽しむというところまで余裕はありませんでしたが最初の試合としてはいいところがたくさんあった登板だったと思います」と、自身のプレイを総括。
よかった場面として「球速が最速96マイルであったこと」「横の大きいスライダーのキレがそこそこ良かったところ」「それなりの強度で3回50球程度を投げられたところ」などを挙げた。
「まだ日本では後1試合は投げる可能性があるので、次の試合でやりたいことを明確にして次の数日を過ごしたいと思います」と今後の登板に備え、「球場に来てくださった方々、テレビやラジオなどで応援してくださった方々、ありがとうございました」とファンに感謝した。
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■ファン「一生の宝物です」
ダルビッシュ投手のツイートを見たファンからは、「ダルさん、昨日はお疲れ様でした」といったねぎらいの言葉がかけられ、「ダルさんのピッチングを生で見ることができて本当に幸せでした!」「ダルビッシュさんの投球を観れたことは一生の宝物です」といったコメントも届いている。
「もう1回絶対投げてくださいね」「次の登板も頑張ってください」など、期待やエールも寄せられている。