上川隆也&足立梨花、サスペンスドラマでコンビに 『バンカケ〜警視庁自動車警ら隊』
27日よる8時放送の新サスペンスドラマ『バンカケ〜警視庁自動車警ら隊』。主演は上川隆也、新人隊員役を足立梨花が務める。
27 日よる8時から放送される月曜プレミア8『バンカケ〜警視庁自動車警ら隊』(テレビ東京系)で、“バンカケ”で事件を未然に防ぐ自ら隊が活躍する、新サスペンスドラマが始動。上川隆也と足立梨花がコンビを組む。
■骨太な新サスペンスドラマ
“バンカケ”とは、職務質問を意味する警察業界の隠語。街をパトロールし不審なことがあればバンカケで犯罪の芽を見ぬき事件を未然に防ぐ、自動車警ら隊(自ら隊)の活躍を描いた、完全オリジナルの骨太な新サスペンスドラマだ。
脚本は『空飛ぶタイヤ』『マークスの山』(WOWOW)、大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK)などで知られる脚本家・前川洋一氏、監督は同枠ほか数多くの骨太サスペンスドラマで定評のある鈴木浩介氏。
音楽は『64−ロクヨン− 前編』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』など映画、TVドラマ、舞台、ミュージカル等多くの音楽を手がけ、日本アカデミー賞優秀音楽賞3度の受賞を果たしている村松崇継氏が担当する。
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■上川と足立がコンビを組む
主人公の第1自動車警ら隊隊員・階堂昇役には、現代劇・時代劇問わずドラマ・映画・舞台などで数々の主演を務めてきた上川。
人並外れた洞察力と職質(バンカケ)で事件を見つけすぎてしまう“最強の男”でありながら、経歴と私生活が謎だらけという、完璧でミステリアスでどこか陰のあるベテラン隊員を演じる。
そんな階堂とコンビを組む、A級ライセンスを持つ第1自ら隊の新人隊員・岸谷涼子役に足立。自ら隊の過酷な職務とすごすぎる上司に戸惑いつつも、得意技を生かして日々奮闘する。
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■「臨場感あふれる映像を…」
上川、足立、プロデューサーの川村庄子氏から、制作の裏側についてコメントが届いた。
上川:「バンカケ」は出来うる限り、実際に警察官の皆さんが従事している活動に準ずることに注力し、例えば耐刃防護服(ベスト)の着用の仕方をはじめ、階堂らが乗っているパトロールカーの劇用車も、現在日本にある中で最も本物に近く再現された1台を使用して撮影されました。そうした随所に散りばめられた拘りもまた、見どころの1つです。
そしてもう1つ。視聴者の皆さんは物語が始まって程なく、とある違和感にお気付きになるのではないかと思います。そこに階堂が人知れず抱えている想いが隠されています。どうぞ最後までご覧頂き、その違和感の正体を見届けて下さい。
足立:私にとっては初の制服警官、今までにあまりなかった「自動車警ら隊」のお話。わからないことだらけで不安も多かったのですが、上川さんにたくさん引っ張っていただき楽しく撮影できたことが今でも印象に残っています。
普段運動などを全くしていないせいなのか、全力疾走のシーンでは上川さんに追い付けず…(笑)若いパワーをあまり見せられなかったのではと今でも悔やんでおります。(笑)
川村氏:「月曜プレミア8」初、“警察24時”の世界が遂にドラマになります。主人公の職業、自動車警ら隊は、起きた事件の犯人を探すのではなく、街に蔓延る(はびこる)悪の芽を観察と職務質問で炙り出し、犯罪を未然に防ぐのが大きな役目の1つです。
パトカーで警らしながら見つける事件は、私たちの身近なことから組織犯罪まで大小様々で、また多岐にわたり、まさに瞬時の観察力、そして職務質問=バンカケが彼らの最大の武器となります。ドラマでは、麻薬、酔っ払いから詐欺、闇バイトなど、タイムリーな事件をいくつも取り上げていますが、じつは仲間との十数年来の企画です。
当時は「パトカーを走らせられないんじゃないか」などの理由もあり成立しなかったのですが、コロナ禍が終わりに近づいた今、出演者様並びにスタッフの皆様のご尽力のもと、やっと放送まで漕ぎ着けました。
ドラマのウリの1つであるパトカーの走りは、実写と大型LEDビジョン等を使用したバーチャルプロダクションシステムで臨場感あふれる映像を作り出しました。パトカーや隊員の装具に関しても、可能な限りリアリティを持って制作致しました。