布団に横たわる男性、変わり果てた頭部に目を疑う… 天才すぎる「花粉症対策」が話題
花粉症に苦しむ人類が生み出した、とんでもない最終兵器が話題。凄まじいデザインと、脅威の防御力に注目が集まっており…。
「猛威を振るう」という表現では、生温いほどの暴君と化している花粉。もはや花粉症の人々にとって死活問題といえる状況が続いており、日本国内でこれほど「阿鼻叫喚」の4文字が似合うシチュエーションはそう無いだろう。
そんな中ツイッター上では、1人の賢人によって生み出された「花粉症対策」に注目が集まっている。
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■「花粉を抹消する神器」が爆誕
今回注目したいのは、ツイッターユーザー・みろさんが投稿した1件のツイート。
「最近作ったこれ使って寝てるんだけど、マジでここだと深呼吸しても鼻が痒くないのすごい。空気清浄機通すと花粉消えてる」と、花粉症の人々に希望を与えるような文章が綴られた投稿には、奇妙な写真が添えられている。
布団の上で寝ている男性が写っているのだが、その頭部は大きな段ボールですっぽり覆われていたではないか。一見して伝わる「ヤバさ」、ほとばしる光景…なんと、こちらの段ボールは「ダクト」により、空気清浄機と繋がっていることが判明したのだ。
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■「天才の発明」と話題
「世紀末BOX」と名付けられたこちらの発明は見る者に多大なるインパクトを与えており、件のツイートは投稿から2日足らずで3万件以上ものRTを叩き出すほど、大きな話題に。
他のツイッターユーザーからは「これの移動できるバージョンも作ってほしい」「新手の生命維持装置じゃねーか」「見た目がヤバすぎて笑っちゃった」「これ天才の発想だろ」など、反響の声が多数寄せられていた。
おおっぴらには絶賛できないのですが、お役に立ててなによりです https://t.co/98s56dMW5s
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) March 13, 2023
なお、こちらの発明には「シャープ株式会社」の空気清浄機を使用しているそう。
衝撃的な光景を受け、シャープ公式からは「おおっぴらには絶賛できないのですが、お役に立ててなによりです」と、絶妙に大人の事情を感じさせるコメントが寄せられており、こちらのワードセンスにも称賛の声が上がっていた。
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■開発のきっかけは「あの名作漫画」
話題のツイート投稿主・みろさんは、こちらの世紀の発明が生まれた経緯について「今年の花粉はここ10年で最強クラスであり、少し出かけるだけで痒くて泣きそうになるので、空気清浄機の前に顔をくっつけて呼吸するときもありました」「昼間はマスクをすれば何とか凌げますが、睡眠時は寝室に空気清浄機を置いてもどうにもならず、毎朝鼻が詰まって息苦しく寝不足で目覚めるため、寝ながらも空気清浄機を吸いたいという思いがあり、作製に至りました」と振り返っている。
なお、着想は漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場した「移動クーラーシステム」から得たそう。同作には「エアコンに繋がった宇宙服」のようなデザインのスーツが登場するのだ。
「世紀末BOX」を実際に使用しての感想については、「使用後は、症状が約3割程度に軽減されており、わずかに目と鼻が痒い程度で、鼻詰まりや頭痛はなく、目覚めもそこそこすっきりです。ダンボールの防音性や、囲うことによる暗室化も睡眠の質向上に繋がっているように思います」とのコメントを寄せてくれた。
しかし「可動域」がネックとなっており、箱にぶつかって目が覚めてしまうケースや、大きな寝返りをすると箱内部の配管が外れてしまう…というハプニングも起こり得るそうだ。
幼少期の頃より「ものづくりが好き」だというみろさんは過去にも様々な発明を生み出しており、ここ数年はYouTubeチャンネルでも多数の作品をアップしている。
「私は真面目に頑張って作っているつもりなのですが、いつも見た目が微妙にダサく仕上がってしまい、色々な方からツッコミを入れられています」とのコメントを寄せてくれたのが、なんとも微笑ましい限りであった。