高騰中の卵を使ってあえて“リッチな卵かけご飯”を作ったら… 新感覚すぎてビビった
「物価の優等生」であった卵が高騰中。こうなったら激ウマ卵かけご飯にするしかないじゃないか。
「物価の優等生」として多くの家庭を救ってきた卵だが、近年の卵不足により価格が高騰している。
それに伴い今までなんの気なしに食べていた卵かけご飯も、「今後はしっかりと向き合って食べるべきなのかもしれない…」と感じ、美味しい卵かけご飯を追い求めることに。
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■美味しい卵かけご飯を求めて…
記者は今まで、溶いた卵に醤油やめんつゆを追加して卵かけご飯を食べており、それで十分に美味しいと感じていた。しかし、世間には「卵かけご飯用の調味料」が無数に存在し、それらを使えば更に美味しい卵かけご飯と出会えるかもしれない。
卵の価格が高騰しているからこそ、最も美味しい食べ方で卵かけご飯を楽しみたいと考えたわけなのだ。
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■人気のしょうゆを発見
今回卵かけご飯用の調味料を探して訪れたのが「KINOKUNIYA」。一風変わった食材が並ぶ中、特設コーナーが設けられひときわ目立っていたのが『贅沢な卵かけトリュフしょうゆ』(1,188円)だ。
同店のオリジナル商品らしく、POPによると累計販売本数は27万本以上とかなりのヒット商品の様子。「トリュフしょうゆ?」と疑問を抱きつつも、購入し試してみることに。
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■見た目はドレッシング
黒色ではなく琥珀色であり、醤油の部分とオリーブオイルの部分が分離しているあたり、醤油というよりドレッシングのようなビジュアルの同商品。商品名に「トリュフ」とあるように、実際にフランス産の黒トリュフが使用されているという。
よく振って中身を混ぜてから使うわけだが、下に黒トリュフが沈殿していたようで黒い粒が舞い上がる。1,000円以上と中々リッチな価格であった理由に納得してしまった。
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■食べて驚き…!
今回は美味しい卵かけご飯を目指すということで卵黄のみ(卵白は中華スープ)使用していくことに。『贅沢な卵かけトリュフしょうゆ』を開封してみると、トリュフの芳醇な香りが漂い驚かされる。
とろみのある醤油をかけ、実際に食べてみると…おおお、美味い! オリーブオイルによって濃厚かつオイリーな舌触りで、味は繊細な醤油の味。それら全てをトリュフの香りが包み込み、一般的な卵を使っているはずなのに、高級な卵かけご飯を食べている感覚になる。
醤油のあの和風な味付けに慣れているため、あまりの違いに一口目は驚きがあったが、食べ進めるにつれて本当の美味しさが伝わってくる。なお、卵かけご飯もいいが、お酢などと和えてサラダのドレッシングとして活用する…といったアレンジもできそう。
価格的にリッチな卵かけご飯にはなるが、個人的にはかなりアリだと感じた。もし、気になったらチェックしてみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・根室 ひねき)